今季初1軍も2週間で降格…楽天オコエ「噂される意外な移籍先」 | FRIDAYデジタル

今季初1軍も2週間で降格…楽天オコエ「噂される意外な移籍先」

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
年々身体が大きくなっているオコエ。移籍の噂は絶えない(画像:共同通信社)
年々身体が大きくなっているオコエ。移籍の噂は絶えない(画像:共同通信社)

わずか2週間ほどで降格となった。

8月19日に今季1軍初昇格を果たした、楽天のオコエ瑠偉(25)だ。しかし6試合に出場し25打数5安打で打率2割、本塁打と打点ともに0と結果を出せずじまい。9月1日に、出場選手登録を抹消されてしまった。

「2軍では打率3割2分以上、出塁率も4割を超えているんですが……。1軍の投手相手では、なかなか成績を残せません。原因はオコエ自身にもあると思います。どこか甘えがあるように見える。ミスをした直後は反省するんですが、しばらくすると忘れてしまったようにおどけているんです。決められた時間中にはキッチリとトレーニングしても、居残り練習はほとんどしません。

成績が伸び悩む一方、野球以外の面では目立っています。自身の年俸以上の高級車を買ったことで話題に。17年にはBMWのスポーツカータイプで、約2000万円する『I8』を購入。翌年は、1500万円の高級外車マセラティのSUV型『レバンテ』を買いました。報道陣から目標とする選手を聞かれ『(陸上競技の世界記録保持者)ウサイン・ボルト』と答える陽気さはありますが、どうしても浮ついた印象を受けてしまうんです」(球団関係者)

オコエの気持ちの甘さは、以前から首脳陣も不安視してきた。石井一久GM兼監督は、20年末にオコエが契約更改した直後にこう苦言を呈している。

「そろそろ出てこないと、彼自身の野球人生が苦しくなる。ここが正念場。自己評価が少し高い感じがする。もう一皮むけないと。チャンスを与えて『ハイどうぞ』という訳にはいかない」

ポイントになる現役ドラフト

一方で、身体能力の高さは誰もが認めるところだろう。遠投120mの強肩に2.0以上の視力、50m走5秒96、スイングスピード157km……。「オコエにはアンラッキーなところがある」と、同情の声があるのも事実だ。

「楽天では、オコエが本職の外野陣が鉄壁です。島内宏明、岡島豪郎、小深田大翔、田中和基、さらに新型コロナウイルスの感染から復帰した辰己涼介、日本ハムから移籍した西川遥輝までいます。つけ入るスキはなかなかない。オコエは身体能力がバツグンなので、ガマンして起用し続ければ大きく伸びる可能性があるのでしょうが、その余地がないのが現状です」(スポーツ紙担当記者)

オコエの能力を活かすために、環境を変えるべきではという意見もある。移籍先として噂されるのは意外な球団だ。

「ビッグボスの率いる日ハムです。新庄剛志監督は、身体能力の高い選手を好みます。自身も現役時代、俊足強肩の外野手として活躍しました。オコエとタイプが似ている。幸い日ハムの外野陣は層がそこまで厚くないので、オコエにもレギュラーを勝ちとるチャンスはあるでしょう。

加えて、今オフには現役ドラフトが行われることが決まっています。12球団が指名対象となる2人以上の選手リストを提出し、その内最低1人が他球団へ移籍するという制度です。能力がありながら楽天で出番に恵まれないオコエは、リストにあがる可能性が高いと思います」(同前)

関東一高(東京都)のスターとして甲子園を沸かせたオコエも、プロ入り早7年目。活躍の場を新天地に求めるのも、選択肢の一つだろう。

  • 写真共同通信社

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事