原田龍二がミステリー初体験、座敷わらしとの交流を明かした! | FRIDAYデジタル

原田龍二がミステリー初体験、座敷わらしとの交流を明かした!

広島の座敷わらしが遊びに誘う! ミステリーチェイサー原田龍二の「奇怪倶楽部」file.001

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俳優として時代劇から現代劇までマルチな演技で活躍をし、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日テレ系)などのバラエティ番組ではクールな見た目とは裏腹なファニーな一面を披露し大反響を呼んでいる原田龍二。そんな彼の活動の第3の柱ともいうべきものが「ミステリーチェイサー」だ。

国内外のロケを通じて様々なミステリー体験をしている原田龍二が、2018年に話題となった座敷わらしとのやり取りを語る
国内外のロケを通じて様々なミステリー体験をしている原田龍二が、2018年に話題となった座敷わらしとのやり取りを語る

◆襲いかかる金縛りを解いてくれたお守りの不思議

「幼い頃、金縛りが頻繁に起きるようになったことがあって。思えばそれが初めてのミステリー体験でした。金縛りがあまりに怖くて祖母に話をしたところ、『成田山のお守りを枕の下に置いてごらん』といわれて、祖母がわざわざ買ってきてくれたお守りを実際に置いたら、金縛りがピタリと止まって……。思えばそれが初めて目に見えるもの以外に何かが存在すると意識した瞬間かも知れません」

芸能界に入ってから、原田龍二は世界各国の未開の村で生活をしたり、日本の地方を旅する番組に出演し、そこで思いもかけず数々の不思議な体験をしてきた。その中でもここ最近、世間で大きな話題を呼んでいるのが「座敷わらし」との交流だ。

ここが座敷わらしが出ると有名な『手打ちそば山菜料理わらべ』。古民家を利用した店内は、どこを見ても雰囲気があり、座敷わらしが住んでいるのもうなずける
ここが座敷わらしが出ると有名な『手打ちそば山菜料理わらべ』。古民家を利用した店内は、どこを見ても雰囲気があり、座敷わらしが住んでいるのもうなずける

◆天井裏から密かに忍び寄る足音にスタッフも騒然

「2018年の3月に初めて広島にある『わらべ』というおそば屋さんに『世界の何だコレ!?ミステリー』(フジ系)という番組の企画で行きました。ここは座敷わらしが出るということで非常に有名で、僕たちがロケで行く前日にも座敷わらしに会いたいと宿泊した人が実際に出会ったそうで、店主の方にうろたえながら「出てきた!」と訴えにきたそうで、もう間違いなくミステリースポットなんです」

原田さんと店主の澤田さん
原田さんと店主の澤田さん

「座敷わらしがよく出るという部屋に店主の澤田さんに案内されたのですが、そこはとても狭く、6畳ほどの和室でしょうか。壁には和箪笥が置かれ、その上には座敷わらしをお奉りしているのか小さな祠と、たくさんの人形やお菓子がお供えされていました。お供えを置いた人々の念が周辺に漂うようで、ちょっとぞくっとする光景でした」

「とはいえ、僕は座敷わらしも含めてミステリー現象には懐疑的なんです。テレビの収録時には多くの電子機器があるので、ラップ音と勘違いするような音が発生しても不思議ではないと思うんです。……でも座敷わらしは本当に僕の前に現れました」

「あれは夜の10時過ぎ頃でしょうか、周囲が静まり返る中、突然だれもいるはずのない天井から“ミシッ、ミシッ……”と足音がして、徐々にその音が僕の方に近づいてきたんです。隣の部屋にいたスタッフもその音を聞いて、その場にいた全員が“座敷わらしが来てくれた!”と感じました」

◆「面白いものを見たいですか?」この問いかけが座敷わらしとの交流の始まり

「その場にいた全員が座敷わらしの存在を感じたからこそ、僕は次の作戦に出ました。座敷わらしに“座敷わらしさん、面白いもの見たいですか? 僕が面白いことをしますよ”と問いかけてみたんです。実は部屋にお盆があったので、裸になって丸腰警部(アキラ100%のネタ)をやってみようかなと思い、座敷わらしに問いかけたら、すぐに“コンッ”とまるで返事のように物音を返してきたのです」

ここが実際に原田がひとりで夜を過ごした部屋。ふすまに張られた多数の御朱印らしき札。これはいったい何を願った物なのだろう……
ここが実際に原田がひとりで夜を過ごした部屋。ふすまに張られた多数の御朱印らしき札。これはいったい何を願った物なのだろう……

「座敷わらしと不思議な交流をした後、僕は緊張の糸が解けたのか寝てしまったのですが、テレビに映った映像では、床に多数置いた風船のひとつだけが、まるで誰かがころころと転がしているように動き出したり、2日目には僕のマネージャーが障子にうつる影を見たりと、とにかく不思議な出来事が立て続けに起こりました」

◆座敷わらしは幸運をもたらす神様なのか

「座敷わらしは家に住む神様と言われ、住人にいたずらを働きつつも、その姿を見た人には幸運をもたらすと言われています。僕はこの広島で初めて座敷わらしの存在を感じたのですが、確かに幸運が訪れているといえるかもしれません。元々、興味のあったミステリーの旅をこの後も続けることができ、現在も各地の旅館などを訪ねさせてもらっていますから。とはいえ、座敷わらしのロケの後、実は自宅でも不可解な出来事が起こっていて……。もしかしたら僕は何かをつれて帰ってきてしまったのかもしれません……。その話はまた次の機会にお話しさせてください」

目に見えないけれど、一緒に遊ぶようにいたずらを繰り返す小さな童子、座敷わらし。あなたはその存在を信じますか?

  • 語り部原田龍二

    (はらだりゅうじ)1970年生まれ。数多くのドラマやバラエティで活躍し、趣味の温泉巡りでは芸能界きっての通として認識されている。近著に不倫旅行をテーマにした写真集「密愛」(スペシャル版)、「情愛」「渇愛」「純愛」(ライト版)のほか、日本全国の温泉を紹介する本、「一湯入魂」がある。
    現在、「5時に夢中!」(MX)で金曜日のMCを務めるほか、「世界の何だコレ!?ミステリー」(フジ系)では人気コーナーで番組を盛り上げている。

  • 取材・構成SUPER MIX

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