『日本女子オープン』参戦の全米アマ覇者・馬場咲希に早くも争奪戦 | FRIDAYデジタル

『日本女子オープン』参戦の全米アマ覇者・馬場咲希に早くも争奪戦

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
今年8月『全米女子アマチュア選手権』で日本人として37年ぶりに優勝した馬場咲希選手
今年8月『全米女子アマチュア選手権』で日本人として37年ぶりに優勝した馬場咲希選手

日本女子ゴルフ界の大器・馬場咲希が、9月29日開幕した『日本女子オープン』に特別承認枠で参戦。昨年の覇者である勝みなみ、メルセデスランキング2位の西郷真央と一緒に回った。

「今年8月の全米女子アマチュア選手権で、‘85年の服部道子以来37年ぶりの日本人優勝に輝き、一躍、脚光を浴びています。175.3センチの長身から繰り出す17歳のドライバーは豪快そのもの。

日本ゴルフ協会(JGA)の公式サイトを見ても、女子ナショナルチームの一員で、『得意クラブはドライバー』『平均飛距離は270ヤード』と紹介されています。物おじしないタイプで“全米アマのようにピンを狙うゴルフを見せたい”と、あの’19年全英女子オープンの渋野日向子を彷彿させるような強気なプレースタイルもまた、魅力の1つです」(スポーツ紙記者)

帰国初戦となった『住友レディス東海クラシック』では予選落ちとプロの厳しさを味わった馬場。今回は

「しっかり4日間戦えたらと思います」

と、静かに闘志を燃やしている。

アマチュアでのツアー優勝といえば、’16年に当時17歳の畑岡奈紗が史上初の快挙を達成。1月生まれの畑岡に対し、馬場は4月生まれ。もし勝利すれば最年少記録の更新となる。

そんな逸材だけに、水面下ではすでに激しい“争奪戦”が始まっているという。

「ゴルフの場合の契約といえば、主に『所属契約』『クラブ契約』『ウエア契約』『マネージメント契約』の4つです。その中でも、海外で活躍するアスリートが急増していることもあって、マネージメント会社が早くも動き出しています。昨今は、大手芸能プロが『スポーツ部門』を強化していますからね」(前出のスポーツ紙記者)

スポーツビジネスの場合、選手の活躍次第ではあるが、

「一般的にウエアやクラブメーカーは、選手サイドと直接交渉するものの、スポンサー契約となると、マネージメント会社の手腕が大きい。さらに馬場が常々、『夢は海外メジャー優勝』と話していることも、多くのマネージメント会社が契約の打診をする理由です」(前出のゴルフライター)

とはいえ、馬場サイドはいたってクールな反応だという。ツアー関係者が話す。

「馬場サイドのスタッフは、『まだ17歳の少女を相手に、おいしい話ばかりされてもね』と苦笑いしてましたよ。特にお父さんは『学業にも取り組ませたい』と話していて、来年のプロテストを受けて合格した後に、米国の大学へ進学するのも選択肢の1つ。

例えば、名門のUCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)でさえ、奨学金で行けるようで、馬場本人も『米ツアーから日本のツアーに出場するか、米国の大学に行くか』と話していて、進路は未定です」

全米女子アマⅤの肩書は絶大のようで、さらなるびっくりプランもあるそうで、

「世界有数の寄宿学校のIMGアカデミーも選択肢の1つだそうです。テニスの錦織圭やゴルフの宮里美香が巣立っていますからね」(前出・ツアー関係者)

いよいよ、17歳の新星が国内ツアーで輝きを放つ。

  • 写真AP/アフロ

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事