『テレ朝』玉川徹氏が謹慎→復帰も「改変期での降板」は規定路線か | FRIDAYデジタル

『テレ朝』玉川徹氏が謹慎→復帰も「改変期での降板」は規定路線か

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安倍元総理の国葬に関する失言で処分が下ったテレビ朝日の玉川徹氏(番組オフィシャルHPより)
安倍元総理の国葬に関する失言で処分が下ったテレビ朝日の玉川徹氏(番組オフィシャルHPより)

テレビ朝日は10月4日、社員で朝の情報番組『羽鳥慎一モーニングショー』でコメンテーターを務める玉川徹氏を、10日間の出勤停止とする処分を発表した。なお、処分が明ければ、同番組には復帰する予定だという。

玉川氏は安倍晋三元総理の国葬に関するニュースを扱った際、菅義偉元総理が読み上げた弔辞について同番組内で

「電通が入っていますからね」

と発言。だが、実際は電通が国葬に関わっていた事実はなく、同氏はその後、謝罪をしていた。

テレビ朝日の篠塚浩社長は定例記者会見で

「関係者、視聴者のみなさまに改めておわび申し上げます」

と謝罪。電通に対しても謝罪したことを明かしている。

「玉川さんといえば、元々、反安倍というか、反自民党で有名な存在。それだけに、今回の“失言”に対して、ネット上などでは、保守層を中心に非常に厳しい声が上がっていました」(ワイドショー関係)

SNSなどでは《#玉川徹の降板を求めます》というハッシュタグが乱立。その勢いに乗って、自民党内からも“抗議すべき”との声が上がっていたという。

「確かにSNSなどでは炎上状態でしたし、自民党などの与党側からも厳しい声が上がっていました。ですが、最もテレビ朝日が震えあがったのは、やはり広告代理店の“トップ”である電通を怒らせたことです。

今やテレビ全体の広告収入がネット広告の売り上げに抜かれており、番組スポンサーになってくれる企業も減る一方です。そんな中、スポットでも広告主を連れて来てくれるかどうかは、代理店の差配ひとつに掛かっていると言っていい。まさにテレ朝にとっては、死活問題になりかねない失言だったわけですよ」(スポーツ紙記者)

実際に電通は、テレビ朝日の売り上げの3割をも占める“お得意さま”。そんな企業を事実無根の情報で貶めたのだから、経営陣としては玉川氏に対して厳しい処分を下さざるを得なかったのだろう。

「処分明けに玉川さんは番組復帰の見通しですが、それは局としてのメンツのためですよ。テレビ朝日としては、電通だけでなく自民党に押し切られて彼を降板させたというレッテルだけは貼られたくない。

ですので、番組改変期でのタイミングで通常の“メンバー入れ変え”という形にしたいわけです。早ければ12月いっぱい。遅くとも来年3月いっぱいでの交代は規定路線と見られていますね」(テレビ朝日関係者)

これまで舌鋒鋭く政権批判を繰り返し、人気を博してきた玉川氏。だが、取材せずに思い込みで誤った発言をしてしまっては、コメンテーターとして資格を問われても仕方ないだろう…。

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