”親バカ人事”と批判殺到…岸田総理・長男の「評判と怪しい噂」 | FRIDAYデジタル

”親バカ人事”と批判殺到…岸田総理・長男の「評判と怪しい噂」

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臨時国会が始まり、国葬の決定プロセスや旧統一教会問題で厳しい追及を受けることが予想される岸田首相。そんな中で、“怪しい噂”のある身内を秘書官に登用することは、自身の精神状態を保つ最後の手段だったのかもしれない。

厳しい追及を受けることが予想される岸田首相【撮影:アフロ】
厳しい追及を受けることが予想される岸田首相【撮影:アフロ】

10月4日、岸田文雄総理(65)は長男・翔太郎氏(31)を政務担当秘書官に抜擢すると発表。政権発足から1年間、首相秘書官を務めてきた山本高義氏は議員事務所に。政務担当の首相秘書官は元経済産業省事務次官で嶋田隆氏と2人体制となる。

「同じ政務担当でも嶋田秘書官は事務次官出身で、大臣も顔色をうかがうような存在。長男だからといって、いきなり肩を並べられるわけもない。総理の日程や身の回りの世話に始まり、地元の有力者を官邸に案内したり、地方遊説などに付き添ったりする役割でしょう。ただ、秘書官になることで、総理の仕事を間近で見られる。各国の首脳とのやりとりや国際会議にも同席でき、知見が広がる。
 
最近の親族の首相秘書官起用は、福田康夫内閣で長男の達夫氏が政務秘書官を務め、その後、群馬4区の地盤を受け継いだ。今回の人事も事実上の後継指名と言えるでしょう」(政治部記者)

翔太郎氏は慶応大学卒業後、三井物産を経て、20年3月から岸田事務所で秘書を務めた。3人兄弟の長男で、岸田総理のSNSにも登場している。21年の衆院選では全国を駆け巡る岸田総理に代わってタスキを掛け、広島市内の街頭に立った。地元の支援者はこう語る。

「文雄先生も早稲田の学生時代から父親の文武先生の選挙を手伝っていた。翔太郎さんも慶応時代から選挙を手伝い、腰も低く、評判はいい。数人の車座集会でも嫌な顔もせず、ソツなく話せる」

宏池会(岸田派)の辻清人衆議院議員(43)は「いい青年です」と評す。秘書の間でも「見た目よし、性格よし、器量よし」と高評価だ。

「慶応大で商社出身という経歴を活かし、トヨタをはじめ、大手生保、航空業界にも顔が利く。民間企業のビジネスマンと宏池会秘書の酒席を進んでセッティングしてくれる。父親譲りで酒も強く、テキーラを飲んでも顔色ひとつ変わらない。二次会にも付き合うが、翌朝が早いときは、その旨を伝え、多めにお金を置いておくなど立ち振る舞いがスマート」(宏池会ベテラン秘書)

岸田総理と早稲田大学以来40年以上友人の岩屋毅元防衛相(65)はこう語る。

「(岸田総理が)外務大臣時代で休みの日だったかな。赤坂の『いきなりステーキ』に行ったら、ばったり親子に会った。翔太郎さんをはじめて紹介され、折り目正しい挨拶を返してきた。男二人で楽しそうにステーキを食べ、親子仲は良さそうだった」

順風満帆な人生に見えるが、「落とし穴」はその社交性の高さにある、と前述の秘書は指摘し、こう続ける。

「当然、モテるんです。女子アナや女性記者と“怪しい噂”が流れたことも何度もあります。また民間企業の人とも酒席を通した交流が盛んで、安倍昭恵さんのように危うい交流や写真を撮られていないか、不安視もされている」

岸田総理の季刊紙のタイトルは『翔』である。思いの込められた言葉を託された長男は羽ばたくことができるのか。

  • 取材・文岩崎大輔

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