独身のプロが教える!おひとり様も在宅でできるストレス解消法
「独身」でいることを選択する人が増えた昨今。ひとりで生きていくことの自由さや気楽さを魅力的に思う方も多いのではないでしょうか。
それでも長い人生、独身生活を送るには何かと不安を感じたりもしますよね。特に「ひとり時間」は退屈しそうな気もします。それに加え、今は「コロナ禍」。外出や人との接触をためらう世の中になってしまったことで、趣味やレジャーなどを存分に楽しめなくなりました。これじゃあ独身者は余計に孤立してストレスを溜めてしまいそう…。
そんな心配を解決するヒントをくれるのが、漫画「気づいたら独身のプロでした」です。
本作は著者のカマタ ミワ先生の独身生活を描いたエッセイ漫画。独身でいることを肯定的に捉え、その魅力をあらゆる角度から描いています。先生ご自身が独身でいることを選択し、楽しみ方や悩みの対処法を探求している、正に「独身のプロ」!外出自粛生活の中でも手軽にできるストレス解消法を、漫画の中で体験談として語られています。
コロナ禍で娯楽が減ってしまいましたが、心を動かされるお気に入りの作品を動画配信サービスで見つけるのは手軽にできるエンターテインメントですね。他にも気になるストレス解消法はたくさんありますが、あえて「涙活」を選ばれた理由について、先生はこう語っています。
「普段やっているストレス解消法が、友人とのおしゃべりやカラオケ、飲みに行くことなどで、コロナ禍の中でどれもできなくなってしまいました。
家の中でできる解消法で、自分で思いつくものはすでに色々試していたのですが、何か新しいことを試したいと考えていた所、以前何かの記事で読んだ『涙活』を思い出しました。泣くことまで『活動』にしてしまうなんて、面白いなあと印象に残っていました」
確かに、泣くことで気持ちがスッキリするのを体感したことはありますが、明確にポジティブな活動として勧められる時代がくるとは…先生によると、涙活前後ではっきりと心境の変化を感じたようです。
「頭の中が色んな情報や、悲しいニュースなどで一杯になってストレスを感じていたのですが、泣いた後は頭の中がからっぽになった感じがしました。ずっと頭や体にギュッと力が入っているような状態だったのが、急に力が抜けたようでリラックスできました。
以前、『漸進的筋弛緩法(ぜんしんてき きんしかんほう)』という、体に力を入れた後に脱力することで自律神経を整える方法を試したことがあるのですが、その効果ととても似ていました。泣くことで、セロトニンという脳内物質が分泌され、その結果副交感神経に切り替わるのだそうです」
涙を流すことが副交感神経を活性化させるなんて、とても不思議なメカニズムですね。故意に「リラックスしよう」とすると難しい時もありますが、泣ける作品の力を借りればストレス緩和作用が得られるようです。
「家でひとりでも簡単にストレス解消をしたい!」という人はぜひ試してみてほしい「涙活」。まずは”泣ける”お気に入り作品を探してみるのはいかがですか?