”F1界の帝王”が「東京駅」でみせた「パーフェクト対応」
史上最多タイとなる7度のF1ドライバーズチャンピオンシップを獲得しているF1界のスーパースター、ルイス・ハミルトン(37)。彼が東京駅に現れたのは10月6日、午前のことだった。この少し前から、東京駅構内には、ハミルトンが現れるのをいまや遅しとカメラや色紙を手にした多くのファンが待ち構えていた。
「ハミルトンは3年ぶりに日本で開催される、10月7日にフリー走行が始まった『2022 Honda F1日本グランプリ』のため数日前に来日しました。4日には自身のインスタグラムで皇居周辺を走る姿を公開していましたが、これにファンが反応して、翌5日の朝には多くのファンが皇居周辺でも待ち構えていたそうです」(スポーツ紙記者)
数名のボディーガードに囲まれながら、コーヒーを片手に現れたハミルトン。黒いキャップに黒いサングラス、カーキー色のモッズコートという出立ちだった。コートの左腕には、世界的ポップアーテイスト、村上隆氏(60)のデザイン画『フラワー』がプリントされている。
「今回の来日の目的は、実はもう一つあって、ハミルトン自身のアパレルブランド『+44』と世界的ポップアーティスト、村上隆さんとのコラボコレクションの打ち合わせのためです。4日に村上氏のアトリエを訪れ、打ち合わせをしたようで、近々発表されると思います」(アパレルショップ関係者)
彼と並走して歩くファンたちはサインを求めることに必死だが、ハミルトンは表情ひとつ変えず、新幹線に乗り込んで行った。2021年のF1チャンピオンを逃し、今シーズンはまだ1勝もできていないが、日本グランプリに際し、
「僕は自分のやっていることが大好きなんだ」
と、語り、モチベーションの高さを印象付けた。日本グランプリでは、ぜひ、左腕に咲き誇る『フラワー』のように、もう一花咲かせてほしい。

