「熱写」甲子園のチアダン女子高生
慶應女子、仙台育英、日大三ほか グラウンドに負けない熱戦が繰り広げられていた
応援席も燃えていた
第100回の記念大会とあって、出場校も増え、スタンドも盛り上がる甲子園。これも第一回から参加している伝統の力か、美女揃いの貫禄を見せつけたのが、慶応義塾(北神奈川)のアルプス席だ。同校は男子校のため、甲子園出場のたびに慶応女子が応援することになっている。
衣裳のかわいさで「ぶっちぎり優勝!」とネットで盛り上がったのが、丸亀城西(香川)のワンピース姿。強豪バトントワリング部のメンバーが、甲子園出場を契機に自分たちで考えて新調したという。ドラマ『チア☆ダン』で人気の競技チアダンスではワンピがメジャーなのだが、甲子園のアルプス席ではじつに新鮮だ。
チアの人数の多さで注目を集めたのが、済美(愛媛)。2回戦では、星稜(石川)と大会屈指の名勝負を繰り広げたが、大声援がタイブレークで後押しをした。
常連校・仙台育英(宮城)と前橋育英(群馬)両校チアの「IKUEI」ユニは黄色と赤で色違い……と思いきや、じつは両校は系列などの関係はなく、ユニが似ているのは偶然なのだとか。
1回戦で激突した大阪桐蔭(北大阪)×作新学院(栃木)は、ともに吹奏楽部も全国優勝を競う強豪同士。試合は大阪桐蔭が勝利したが、作新学院のアルプスには学ラン姿の美女がいた! 作新だけでなく快進撃を見せた高岡商業(富山)など、全国の高校や大学では「チアでなくて、リーダー(学ラン姿の応援指導)をしたい!」という女子が急増中。バンカラ姿もチアも、懸命の応援姿は美しい。
丸亀城西(香川)
済美(愛媛)
藤蔭(大分)
星稜(石川)
近大付属(南大阪)
慶応義塾(北神奈川)
中央学院(西千葉)
明石商業(西兵庫)
敦賀気比(福井)
二松学舎大付属(東東京)
浦和学院(南埼玉)
日大三高(西東京)
金足農業(秋田)
高岡商業(富山)
作新学院(栃木)
大阪桐蔭(北大阪)
前橋育英(群馬)
木更津総合(東千葉)
仙台育英(宮城)
撮影:霜越春樹