「花束投げ捨て」ごぼう・奥野氏が高岡蒼佑に急接近が意味するモノ | FRIDAYデジタル

「花束投げ捨て」ごぼう・奥野氏が高岡蒼佑に急接近が意味するモノ

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”花束投げ捨て”騒動で注目を浴びた『ごぼうの党』奥野卓志氏(左『ごぼうの党』オフィシャルHPより)。最近、高岡蒼佑(右)と共闘しているが…
”花束投げ捨て”騒動で注目を浴びた『ごぼうの党』奥野卓志氏(左『ごぼうの党』オフィシャルHPより)。最近、高岡蒼佑(右)と共闘しているが…

先月行われた格闘技大会『超RIZIN』で大ヒンシュクを買ったごぼうの党・奥野卓志代表の威勢がいい。

奥野氏は9月25日に行われた『超RIZIN』朝倉未来VSメイウェザーの試合前セレモニーでプレゼンターを務め、メイウェザーへ渡す花束をリングに投げ捨て、「日本の恥」と大炎上した。

その後同29日に奥野氏はユーチューバー・ヒカルの番組に出演し

「やった行為はあの場に適切でなかったと理解している。この場で謝罪させていただきたい。申し訳ありませんでした」

と頭を下げた。ところが、ここから矛先はRIZINそのものに変節していくことになる…。

奥野氏は同30日にユーチューブ上で緊急動画を公開。メイウェザーとの因縁は4年前の那須川天心戦までさかのぼり、両者の体重差から天心の選手生命に危機が及ぶかもしれない状況を目の当たりにして、

「周りの大人がもっと守ってあげないのか。天心選手にケガがなかったが、もしかしたら再起不能になっていたかもしれない。数字と再生数しか見ない主催者が、選手を守らない現状に怒りを感じていた」

と振り返った。奥野氏はその後も

「スポーツだけは私たちに勇気と感動を与えてくれる。商業主義が行き過ぎてはダメだ」

と批判。気付けば怒りの矛先はメイウェザーではなく、運営元のRIZINにすり替わった。

そんな奥野氏に“援軍”も登場した。元俳優の高岡蒼佑だ。

高岡は’11年にフジテレビの放送内容をめぐり“嫌韓発言”を連発し、芸能界を干された。’20年8月には俳優業引退を宣言。昨年6月に格闘家デビューを果たしている。

高岡は先月27日にインスタで“花束騒動”に触れ

「日本人として恥だ、なんだと言ってるけど。その言ってる本人が、今どれだけ日本について考えてるのか考えてないのかは、この花束事件にムキーっとなってる風の時点で日本の恥をまた一つ知る結果になってる」

と持論を展開。メイウェザーが投げ捨てられた花束を拾い称賛されていることにも触れ

「花束を拾い上げたらいい人、人間が出来てるとまで簡単に言える人達は本当にどうしたらその考えになれるのかの仕組みを切実に謙虚な姿勢でいつか時間のある時に教えて頂きたい」

と訴えた。舞台裏を知る関係者の話。

「この投稿に奥野氏はいたく感動したそうです。奥野氏から高岡サイドに連絡して、すっかり打ち解けたそうですよ。愛国的な発想はお互い通じる部分がありましたからね」

その後、奥野氏と高岡は互いのユーチューブでコラボ動画を公開。今月1日の動画で奥野氏はRIZINの商業主義について

「神聖なるリングで愚行を働いたといわれるが、言わせてもらいたい。ボクシングのリングとRIZINのリングは違うリング。本当にこんなことでいいのか」

と訴え。高岡は奥野氏について

「頭の片隅でもいいからこういう人がいるんだと。染まらなくていい。奥野さんの言っていることをちょっとでも理解しようとすれば、過ごし方が変わる」

と擁護した。

「奥野氏は複数の会社を経営し、総資産はウン百億円という情報もある。高岡としては公私にわたり強力なスポンサーを得た気分ではないでしょうか。3年後の衆院選を目指すごぼうの党からの出馬や、奥野氏バックアップのもと、RIZINに対抗する“リアル”な格闘技大会の構想もあるそうです」(同・関係者)

高岡は“花束問題”土下座まで披露したRIZINの榊原信行CEOを「日本の恥」と糾弾している。対立軸が鮮明となり、ある意味、日本の格闘技界が盛り上がるかもしれないが…。

  • PHOTO加藤慶(高岡)

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