トラウデンも絶賛! 『ミス・ティーン』GPは京都の現役高校生
応募総数4,719名のなかから選ばれたグランプリは、京都府出身の高校3年生。応援アンバサダーに新川優愛、平祐奈、トラウデン直美も駆けつけた。
「”心”に”響く”と書いて、”心響(ここね)”と呼びます。私はこの名前に負けないくらい、たくさんの人の心に響くような存在感と影響力のある女優さんやモデルさんになりたいです」
やや緊張した表情を浮かべながらも、ハキハキと透き通る声で自己紹介をしたのは、10月9日に都内で開催された有名ミスコンテスト『2023 ミス・ティーン・ジャパン 決勝大会』でグランプリを受賞した、辻村心響さんだ。京都府出身の高校3年生で、現在吹奏楽部の副部長を務める芸能活動未経験の17歳である。
同コンテストは2011年から毎年開かれ、今年で12回目の開催となる芸能界の登竜門的な大型コンテスト。これまでにはトラウデン直美、井桁弘恵、志田音々といった、多彩なフィールドで活躍するモデルや女優を輩出している。
この日行われた決勝大会では、応募総数4,719件の書類審査と、北海道から九州まで全国各地で行われた予選を勝ち抜いたファイナリスト14名が登壇。ウォーキングや特技、自己PRを披露した。
グランプリの辻村さんは、吹奏楽部のパーカッションで鍛え、また趣味としても練習しているというドラミングを披露。ほんわかとした自己紹介の雰囲気から一転、緩急や強弱を交えた力強い演奏で、審査員を魅了した。
応援アンバサダーとして登壇した、新川優愛(28)、平祐奈(23)、トラウデン直美(23)も彼女を絶賛。

なかでも、同コンテスト出身かつ同じ京都育ちという共通点を持つトラウデンは、
「芸能のお仕事をするにあたっては、自分自身が(どうあるかが)大事になってくる。たから自由時間や空き時間の使い方も大切にね。自分が”いい自分”でいられるように。応援しています!」
と、まるで実の妹にかけるかのようなあたたかなエールとアドバイスを送ったのだった。
『2023 ミス・ティーン・ジャパン 決勝大会』の受賞者は以下の通り。
グランプリ 辻村心響(つじむら・ここね) 17歳 京都府出身
準グランプリ バーン眞寿璃(ばーん・まーじゅりー) 13歳 埼玉県出身
ディー・アップ賞 久保千咲(くぼ・ちさき) 14歳 北海道出身

撮影:中村和彦