大森南朋に宮沢氷魚…豪華ロケ現場で光った斎藤工「圧倒的存在感」
人気俳優が、さらなる飛躍の時を迎えようとしている。
今年9月から公開が始まった映画『グッバイ・クルエル・ワールド』。ヤクザから大金を奪った強盗団と、復讐に燃えるヤクザ組織との対決を描いたクライムエンターテイメント作品で、先の読めないスリリングな展開と圧巻のアクションシーンが高い評価を得ている。
さらに話題なのが豪華すぎる出演者だ。主演を務める西島秀俊(51)に加え、宮川大輔(50)や大森南朋(50)らベテラン勢と、宮沢氷魚(28)や玉城ティナ(24)といった気鋭の若手が起用されている。そんな豪華キャスト陣の中でも、一際存在感を発揮しているのが俳優の斎藤工(41)だ。
「斎藤さんは本作で、目的のためなら手段は選ばない犯罪者役を熱演。今回は持ち味の“セクシー”を封印し、バイオレンスな演技に挑戦しています。劇中でのクズキャラっぷりがリアルかつクレイジーで、作品には欠かせない存在でしたね。現場ではスタッフにも気さくに接してくれる一方、撮影が始まればどんな役も難なく演じ切る。だから現場の信頼も厚いんです」(制作会社関係者)
実際に昨年6月下旬、相模原市の喫茶店で見かけたロケシーンからは、斎藤のそんな一面を垣間見ることができた。タンクトップ姿の斎藤は、血走った眼で現場を闊歩。表情からは鬼気迫るものを感じられた。しかし、ひとたびカメラが止まれば穏やかな表情でスタッフと談笑。夕方にはロケ車に乗り込み、喫茶店を後にした。
今春には『シン・ウルトラマン』で主演を演じた斎藤。今作に加え、来年には制作費20億円といわれる東映70周年記念映画『レジェンド&バタフライ』にも出演が決まっている。
「斎藤さんは徳川家康役として出演が発表されました。主演を演じる木村拓哉さん(49)の織田信長と渡り合える俳優としてキャスティングされたそうです。日本映画史上最高峰のキャストとスタッフが集結した映画として期待が高い同作ですが、その映画にキャスティングされたということは、本当の意味で大物俳優の仲間入りをしたと行っても過言ではないですね」(芸能関係者)
共演者や関係者からの信頼も厚く、ひとたびカメラが回れば圧巻の演技を魅せる。続々と話題作の出演が決まる斎藤の絶好調ぶりは、今後もまだまだ続きそうだ。
- 写真:小川内孝行