賠償金5億超!韓国名優「制作会社から巨額請求」呆れたトラブル | FRIDAYデジタル

賠償金5億超!韓国名優「制作会社から巨額請求」呆れたトラブル

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19年7月に逮捕されたカン(画像:時事通信社。写真は一部加工しています)
19年7月に逮捕されたカン(画像:時事通信社。写真は一部加工しています)

「被告の上告を審理不続行で棄却する」

韓国の大法院(日本の最高裁判所にあたる)は、10月12日に俳優のカン・ジファン(45)と元所属事務所「ジェリーフィッシュ・エンターテインメント(以下、ジェリーフィッシュ)」の上告を退け、賠償金の支払いを命じた。その総額53億ウォン(約5億4000万円)。ドラマ制作会社「スタジオ・サンタクロース・エンターテインメント(以下、サンタクロース)」から、巨額の返還請求訴訟を起こされていたのだ。裁判沙汰にまでなった、カンの起こした呆れたトラブルとは――。

カンは、数多くのドラマや映画に出演した有名俳優だ。

「名門・朝鮮大学校を卒業後の02年、ミュージカル『ロッキー・ホラーショー』でデビューしました。当初は脇役が多かったのですが、ヒロインの相手役を務めた05年放送のドラマ『がんばれ!クムスン』が視聴率40%を記録する大ヒット。同作は台湾でも放送され、カンは一気にブレイクします。『釜山映画評論家賞 新人男子賞』など、受賞歴も華々しいものです」(韓国紙記者)

女性が寝ている部屋にカギをかけ……

18年に放送されたドラマ『死んでもいい』の制作発表で共演した女優のペク・ジニと(画像:時事通信社)
18年に放送されたドラマ『死んでもいい』の制作発表で共演した女優のペク・ジニと(画像:時事通信社)

俳優として絶頂期にあったカンが、トラブルを起こしたのは19年7月だ。出演していたドラマ『朝鮮生存記』のスタッフを招き、韓国中部・京畿道広州にある自宅でパーティを開いた。ところが……。

「カンの自宅は3階建ての豪邸です。屋上にはプールや温泉まであります。当日は昼間から複数の関係者と酒を飲んでいましたが、女性スタッフ2人が泥酔。部屋で寝ていたそうです。カンは彼女たちが寝ていた部屋に入り、カギをかけます。そして1人と強制性交、もう1人にはわいせつ行為を働いた……。

女性の下着に付着したDNAが、カンのものと一致したため犯行が発覚します。カンは準強姦および準強制わいせつの罪で、逮捕、起訴されました。裁判では懲役2年6ヵ月、執行猶予3年の判決を受けます。同時にカンは、120時間の社会奉仕と40時間の性的暴行治療の講義を受けることになりました」(同前)

事件を起こしたカンは、出演していた『朝鮮生存記』を第12話で降板する。同作は全20話。制作会社である「サンタクロース」は、残る8話で代役を立てての撮影を余儀なくされた。

「『サンタクロース』は事件直後に、前もって払っていた出演料の返還、違約金、損害賠償を求め、カンと所属していた『ジェリーフィッシュ』を相手に民事訴訟を起こします。1審、2審ともに『サンタクロース』の訴えを支持。カンと『ジェリーフィッシュ』は判決を不服として大法院まで争いましたが、上告は退けられ5億円を超える巨額賠償金の支払いが決定したんです」(スポーツ紙芸能担当記者)

自身の欲望を抑制できなかったため、名優カンは韓国芸能界を去ることになりそうだ。

5億円を超える賠償金の支払いを命じられたカン(画像:時事通信社)
5億円を超える賠償金の支払いを命じられたカン(画像:時事通信社)
  • 写真時事通信社

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