10月期ドラマは「ジャニーズだらけ」滝沢秀明副社長の敏腕ぶり | FRIDAYデジタル

10月期ドラマは「ジャニーズだらけ」滝沢秀明副社長の敏腕ぶり

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
後進育成の責任者である滝沢秀明副社長。このイケメンに接待されては、なかな断りづらいかも…
後進育成の責任者である滝沢秀明副社長。このイケメンに接待されては、なかな断りづらいかも…

ジャニーズ事務所・滝沢秀明副社長の“手腕”を評価する声が相次いでいる――。

ジャニーズの象徴だったジャニー喜多川さんが’19年7月に他界。ジャニーさんは生前“後継者”に滝沢氏を指名していた。そして昨年8月には、同じくジャニーズ事務所をコントールしてきたメリー喜多川さんが93歳で亡くなった。

「ジャニーさん、メリーさんの2人が他界したことで、業界ではジャニーズ事務所の影響力低下を危惧する人もいました。もっと言えば、ジャニーズ事務所を“潰そう”という動きもあったわけです」(スポーツ紙記者)

それが今はどうだ。10月期の連ドラマはさながら“ジャニーズ祭り”の様相。『King&Prince』平野紫耀がTBS系ドラマ『クロサギ』に主演。『Snow Man』目黒蓮はフジテレビ系『silent』に主要キャストで出演中だ。

目黒はNHKの朝ドラ『舞い上がれ!』も掛け持ちしている。キンプリでは他に、高橋海人がテレビ朝日系『ボーイフレンド降臨!』に主演している。

ほかにも、『Hey!Say!JUMP』の山田涼介がフジテレビ系『親愛なる僕へ殺意をこめて』に主演。『Kis-My-Ft2』の玉森裕太は日本テレビ系『祈りのカルテ~研修医の謎解き診察記録~』で2期連続の主演を務める。

滝沢氏の“お気に入り”とされる『SixTONES』からは、ジェシーがテレビ朝日系『最初はパー』、京本大我が日テレ系『束の間の一花』でそれぞれ連ドラ単独初主演を飾った。

さらにジャニーズJr.内の『IMPACTors』に所属する基俊介が日テレ系深夜ドラマ『ぴーすおぶけーき』にトリプル主演の1人として起用されている。

10月期だけでジャニーズタレントが出演するドラマは9本もある。大手芸能プロ幹部は、

「もちろんジャニーズのマンパワーが大きいが、中でも滝沢副社長のキャスティング力が光っている。SMAPが解散し、嵐も活動休止中。ジャニーズ長年の課題であった〝若返り〟に尽力し、先の先まで見据えて動いている」

と絶賛する。

グループ内のバランスも考えており、キンプリで言えば、今クールで出番のなかった人気メンバーの永瀬廉は1月期のTBSドラマに起用されるという。ジャニーズ事情に詳しいワイドショー関係者は

「若手グループだと、イチオシはやっぱりキンプリ。少し前までキンプリは日テレの“お抱え”というイメージでしたが、最近は全方位外交ですね。キンプリの次点はSnow Manといったところでしょうか。

キンプリとはある意味、ライバル関係で、グループよりもファン同士がバチバチ(笑)。だからどちらかに偏ることなく、露出していかないと事務所にクレームが行くそうです」

と語る。

「ジャニーさんが亡くなったあと、滝沢さんはテレビ各局にスーツ姿で名刺を持って熱心に挨拶回りしていた。『タッキー&翼』で一時代を築いたにもかかわらず、平身低頭。

局幹部に“接待”のようなこともやっているそうですよ。いまや“裏方”なので、取材現場で見かけて写真を撮っても使用は完全NGです」(スポーツ紙記者)

滝沢副社長はジャニーズJr.の育成にも余念がない。直近で話題になったのは、米ロサンゼルスに留学中のジャニーズJr.の7人組ユニット『Travis Japan』(トラジャ)の全世界デビューだ。

今年3月に米ロサンゼルスへ留学したトラジャは、現地の人気オーディション番組『アメリカズ・ゴッド・タレント』に出演するなど大活躍。ついにはユニバーサルミュージックグループ傘下の米大手レコードレーベル『キャピトル・レコード』と契約し、10月28日に配信で世界デビューを果たす。

「先に世界デビューさせてからの、日本逆輸入という戦略です。この仕掛けを考えたのも滝沢副社長といわれています」(テレビ局関係者)

ジャニーズ内では多忙な滝沢副社長を見て「いつ寝てるの?」と心配する声も上がっているようだが、当人は「この数年が勝負」と踏んでいるという。ジャニーさん、メリーさん亡きあとも「ジャニーズ帝国」は盤石のようだ――。

  • PHOTO桑田真

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事