趣味はザリガニ釣り…”ポスト・キムタク”目黒蓮の「意外な素顔」 | FRIDAYデジタル

趣味はザリガニ釣り…”ポスト・キムタク”目黒蓮の「意外な素顔」

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21年11月、東京・高田馬場の路上で映画の撮影に臨んでいた目黒
21年11月、東京・高田馬場の路上で映画の撮影に臨んでいた目黒

長く、ジャニーズにおける恋愛もののキングといえばキムタク(木村拓哉・49)であった。それは彼が50歳を目前にしても変わることはなく、なかなかそのバトンを継げる後輩はあらわれなかった。しかし、とうとうその構図が変わるかもしれない――

その、新・恋愛ものキングとして名乗りを上げたのが目黒蓮(25)だ。現在、木曜ドラマ『silent』(フジテレビ系)で、耳が聴こえなくなった青年・佐倉想を演じているのだが、これが視聴者たちを泣かせまくっている。

想は、川口春奈(27)演じる紬と深く想い合っていたが、聴力を失ったことを知られたくなくて、「好きな人ができた」と一方的に別れを告げる。それから8年。紬に偶然再会し、笑顔で一方的に話しかけられた想は、泣きながら「会いたくなかった」「うるさい」と手話で伝えるのだった。この、悲壮な手話シーンが大きな話題となり、『silent』はTVerの見逃し配信再生回数が過去最高を記録。ネット上にも、「切ない、胸が苦しい」「涙の洪水すぎて水分なくなるよ」といった感動コメントが溢れ返ったのだ。

表紙の雑誌は即売り切れ

しかし目黒蓮と言われても、正直、まだ「誰?」とピンとこない人も多いのではないだろうか。ファンの間でこそ有名な目黒だが、幅広い認知度となるとまだまだ。それが毎週視聴者を涙させ、一躍「ポスト・キムタク」に名乗りを上げた。一体目黒蓮とは何者なのか。彼をよく知る関係者たちに取材をおこなった。

「あらためて言うまでもありませんが、彼は、今や国民的人気グループとなったSnow Manのメンバー。その中でも、いやジャニーズの中でもダントツのイケメンとして、ちょっと異常なまでの人気を誇っています。たとえば彼が雑誌の表紙を飾ると即売り切れになったり、アクセスが集中してサーバーがダウンしたり。

なぜ彼のファンの熱量はここまで高いかというと、ジャニーズでは意外と少ない硬派で大人っぽい王道イケメンだからというのもありますが、やはり一番は彼の性格にあるでしょう。とにかく優しくてソフトで威圧感ゼロなんです。

普通イケメンを前にすると多少なりとも劣等感を感じてしまうものですが、彼の場合はそれが全くない。本当にまじめで、インタビューではいつも『見てくれる人を楽しませたい』と言っていますが、それも計算ではなく本心で言っているのが伝わってきます。何というか、見下されない安心感、みたいなものが彼にはあるからじゃないでしょうか」(目黒をよく取材しているライター)

また別のライターも次のように語っていた。

「趣味は駄菓子とザリガニ釣り。家に駄菓子屋さんコーナーを作っていて、当たりが出たらもう1個食べていいことにしている、という今っぽい陰キャぶりも人気の理由の一つではないでしょうか。実際インタビューをしていても、話がすごく面白い、というわけではない()。それだけにこちらとしても、『私、つまんないヤツって思われてないかな?』と心配にならなくてすむので気が楽なんですよね。

そんなふうにあまり癖のない性格なので、イケメンだけど何にでもなれる無色な感じがある。だから今回の『silent』の、ちょっと情けないイケメン役も、見る人の心にスッと浸透したんだと思います。たしかに顔だけ見たら正統派ですけど、性格的には新時代の王子様と言えると思います」

目黒はこれまで多数の作品に出演しているが、話題になっているのは圧倒的に恋愛ものが多い。『silent』はまだ始まったばかりだし、来年は恋愛映画も公開予定。これは本当にひょっとしたら、キムタクを超える日が近いのかもしれない……

  • 取材・文奈々子

    愛媛県出身。放送局勤務を経てフリーライターに。タレントのインタビュー、流行事象の分析記事を専門としており、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライター。

  • 撮影近藤裕介

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