日テレが年末特番で『ダウンタウン』に代わり頼った「大物コンビ」 | FRIDAYデジタル

日テレが年末特番で『ダウンタウン』に代わり頼った「大物コンビ」

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長く「日テレの年末の顔」として、『笑ってはいけない』シリーズを行なってきた二人。しかし、今年も番組再開は叶わなかった
長く「日テレの年末の顔」として、『笑ってはいけない』シリーズを行なってきた二人。しかし、今年も番組再開は叶わなかった

今年も残すところ2ヵ月半を切った。各テレビ局の年末年始の番組編成が固まっていく中、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけないシリーズ』の名前は今回もなかった。

2020年を最後に放送されていない『笑ってはいけない』シリーズだが、その裏には『ダウンタウン』松本人志(59)の強い意向がある。日テレ局員が明かす。

「『笑ってはいけない』は配信やDVD化で億単位の利益を生み出すシリーズです。局として、是が非でも再開したいという思いは変わっていません。しかし、2020年の『大貧民GoToラスベガス24時』で渡部さん(建・49)の出演情報や台本が漏洩したことで、松本さんは日テレに強い不信感を持つようになってしまいました。それが、番組再開の大きな障壁になっています」

関係改善のため、日テレのバラエティ部門を統括する大物プロデューサー・T氏が直々に働きかけた。8月にはダウンタウンにとって約6年ぶりとなる特番『ダウンタウンvs Z世代 ヤバい昭和あり?なし?』も放送された。

「昭和世代の文化や風俗流行を紹介しながら、現代とのギャップを浮き彫りにしていく番組で、世帯視聴率は12.5%を記録。これは8月8~14日のバラエティ番組部門でトップの数字です。この結果を受けて、今年の年末にも同じ特番を放送する方向でした。『笑ってはいけない』シリーズがダメでも、せめてダウンタウンさんとの関係はつないでおきたかった。しかし、両者の関係は完全修復とまでは至っていません。実際に、年末特番にダウンタウンさんの出演予定はありません」(前出・日テレ局員)

昨年は『笑う大晦日』で、2005年以来となる年末特番のMC復帰を果たした岡村。50代とは思えない体を張ったパフォーマンスは、大きな反響を呼んだ
昨年は『笑う大晦日』で、2005年以来となる年末特番のMC復帰を果たした岡村。50代とは思えない体を張ったパフォーマンスは、大きな反響を呼んだ

いまだに『笑ってはいけない』シリーズ再開を果たすことができない日テレ。そんな中、ダウンタウンの代わりに年末特番へ向け白羽の矢を立てた「ベテランコンビ」がいる。

「今のところ『ナインティナイン』の起用で調整が進んでいます。他にも『かまいたち』や『霜降り明星』を起用して、昨年の『笑って年越したい!笑う大晦日』のような番組が企画進行中です。岡村さん(隆史・52)も矢部さん(浩之・50)も、もちろん昭和生まれなので、メインコーナーの一つとして『昭和世代vs Z世代』も放送予定です。

ナイナイといえば、『笑ってはいけない』シリーズが始まる前は『ぐるぐるナインティナイン企画 年越しカウントダウンスペシャル!』シリーズで日テレの年末の顔でした。ダウンタウンの特番復活に目処が立たない今、実績のある二人を2年連続で起用することで、新たな“大晦日の風物詩”を作ろうとしているのです」(芸能プロ関係者)

昨年は『笑う大晦日』の中で、岡村が東京から静岡までヘリコプターで約40分かけて移動し、企画に飛び込み参戦するなど斬新な挑戦で番組を盛り上げた。新たな風物詩を作るため、日テレは大きな転換期を迎えているのかもしれない。

  • 写真原一平(ダウンタウン)、西圭介(岡村)

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