女性起業家・七尾エレナ29歳 5期目を迎えたモデル兼社長の野望
今年ブレイクするのは、こんな人!
モデルでありながら起業家としても活躍し、経済界で注目される女性がいる。マーケティングリサーチ会社「プリンシパル」代表の七尾エレナ氏(29)だ。
「もともと実家が自営業の家庭で、経営に興味があったんです。将来は起業しようという思いが強くありました」
大学卒業後、1年半ほどOL生活をして”雇われ社長”となる。
「投資家や経営者の方が集まる飲み会やイベントに、頻繁に参加していました。そこで出会った男性に『出資を予定する事業の一つを、運営してくれる社長を探しているんだ。やってみる?』と誘っていただいたんです。当時の上司からは『ホームレスになるぞ!』と心配されました。ただ、せっかくのチャンス。資本金を出資され事業を任されました」
仕事はアプリの開発やユーザーの新規開拓。だが1年間で出資金を使い果たし、結果を残すことはできなかった。
「悔しかったですね。人から与えられたおカネだという、甘えがあったんだと思います。そこで25歳の時に、自分のポケットマネーで今の会社を設立したんです。登記に必要となる最低限の30万円という資本金でね。女性をモニターにしたマーケティング会社です。今年が5期目。ようやく軌道に乗り始め、多くのクライアントから依頼をいただいています」
今後は将来性のある事業に出資し、投資家としても活躍したいと話す。

