パパ活界隈で被害続出中の“顔合わせ1万円サギ”とは一体なにか | FRIDAYデジタル

パパ活界隈で被害続出中の“顔合わせ1万円サギ”とは一体なにか

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実際の男性とパパ活女子とのやり取り。このやり取りすら行わず、会うといきなり金銭を要求する女子まで増えてきているという
実際の男性とパパ活女子とのやり取り。このやり取りすら行わず、会うといきなり金銭を要求する女子まで増えてきているという

2020年以降、コロナ禍で困窮した女性たちが流れ込んだことでその市場が急拡大したといわれるパパ活。ある調査結果では、全国10~40代女性の1割近くが「パパ活経験あり」との回答が得られたほどだ。

そんなパパ活の世界でいま、ある問題が勃発しているという。それが“顔合わせ1万円サギ問題”である。パパ活歴3年だという50代の男性はこう語る。

「パパ活で、マッチングアプリなどを通じて初めて会う相手と試しにお茶などをすることを“顔合わせ”と言います。厳密に言えば顔合わせはまだパパ活ではないので、謝礼は発生しません。ただ暗黙の了解として、男性側から3000円程度の交通費を渡すのが一般的でした。しかし、最近は女子のほうから『顔合わせは1(万円)でお願いしているんですけどいいですか?』などと言われることが多くなったのです」

確かにSNSの書き込みを見ると、最近では「顔合わせは1万円マスト」と主張する女子が増えている。

〈パパのために時間を割いてわざわざおしゃれをして会いにいくのだから、何らかの対価はあって当然。お金ないならパパ活やるな〉

〈1万円という金額はパパのスクリーニング(ふるい分け)にちょうどいい。この金額でパパの経済力とパパ活への理解度がわかる。出し渋るパパは大人乞食(大人の関係だけが目的のパパ)とか貧乏人〉

実際に20代の会社員でパパ活の“活動歴”2年という女性はこう話す。

「わざわざ出かけて知らない人とコミュニケーションをとること自体、若い女の子にはハードルが高いんです。特に、引きこもり体質の女の子にとっては重い腰を上げて家から出るための最低限のモチベーションが1万円という金額。大体、顔合わせ代を節約しようとする人は、先々でも節約をしようとするのでパパに向いてないと思います。顔合わせ代を頂くことが当たり前ではないですが、お金を頂くためにやっているというのは事実なので」

一方で40代・自営業で活動歴3年のとある男性は、

「1万円というお金を惜しんでいるから出さないというわけでもないんです」

と憤る。どういうことだろうか。

「“顔合わせ”をして、お互いの条件が合わずにその場で解散というタイミングで『顔合わせ料として1万円頂きます』と言ってくる女性も出てきたんです。これはちょっとひどいのではないかと思います。

さらにひどいのは、顔合わせだけを繰り返して稼ぐような悪質な女性が増えてきたということ。彼女たちは最初からパパ活をする気がなくて、顔合わせで1万円を稼ぐことを目的としているのです」

例えば、結婚相談所や交際クラブでの顔合わせでは女性に5000円~1万円を渡すルールになっているところもある。ただ、これらの場合、女性は入会に際して面接を受けるため、男性は顔合わせ前に女性の加工なしの写真や動画を見ることができる。それに対し、パパ活専門のマッチングアプリではどんな相手なのかは実際に会うまでわからない。そこを悪用して、詐欺のような行為をする輩がいるというのだ。

「慣れている男性は顔合わせにあたって事前に女の子に交通費程度を渡す約束をしておいて、会ってみて気に入ったら1万円以上渡すという人が多いみたいです」(40代自営業の男性)

どんなシステムにも、それを悪用しようとする人間は出てくる。今後もパパ活女子と男性のいたちごっこは続くだろう。

女子の顔合わせ料1万円要求に対し、パパは2千円を希望したが、女性は顔合わせを断った
女子の顔合わせ料1万円要求に対し、パパは2千円を希望したが、女性は顔合わせを断った
女子の顔合わせ料1万円の要求を飲んだにもかかわらず、実際に会っても支払いを拒否するパパがいるので、先に支払いを要求する女子
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