ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』を支える清原果耶の「圧倒的演技力」 | FRIDAYデジタル

ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』を支える清原果耶の「圧倒的演技力」

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『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』 原作:相沢沙呼 作画:清原紘

日本テレビ系連続ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』が注目を集めている。本作は「このミステリーがすごい!2020年版」(国内編)1位に輝いた、相沢沙呼による累計55万部突破の大ヒット小説『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』の実写化ドラマだ。今年9月からは『アフタヌーン』でのコミカライズもスタート。こちらも大きな話題となっている。

ドラマの主演を務めるのは、2021年のNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』でヒロインに抜擢され、人気急上昇中の清原果耶(20)だ。清原が演じるのは、「死者を憑依」させる霊媒の力を持つヒロイン・城塚翡翠。瀬戸康史(34)演じる、ずば抜けた論理・推理力を持つ人気推理作家の香月史郎とタッグを組んで、様々な難事件を解決していくストーリーとなっている。

神秘的な雰囲気を纏う主人公の城塚翡翠。清原はキャラクターが持つミステリアスな雰囲気を壊すことなく、完璧に演じ切っている

人気小説や漫画の実写化においては、原作への根強いファンから批判的な声が上がることもしばしばあるが、本作に関しては清原が主演へ抜擢された直後から期待が高まっており、公開されるや否や、ネット上では「原作の想像通り」「演技が引き込まれる」「リアルな降霊シーンに鳥肌!」といった好意的な反応が飛び交っていた。

高評価が相次ぐ一番の理由は、主演を務める清原の圧倒的な演技力だ。「心霊もの」は現実離れしたシーンも多く、いかにして視聴者にリアリティを感じさせるかが大きなポイントとなる。清原のミステリアスで奥深い演技が現実味を持たせているおかげで、ドラマ内では絶妙なバランスで妖と現実が融合している。圧巻なのは殺人事件の被害者を憑依させる「降霊シーン」だ。清原の迫真の「演じ分け」が視聴者を引き込み、ドラマをリアルなものへと昇華させている。

清原が作中で複数のキャラクターを演じ分けるのは今回が初めてではない。2018年にNetflixで配信された『宇宙を駆けるよだか』は、いわゆる「入れ替わりもの」作品だった。主演を務めた清原は、10代にして一人二役という難しい役柄を完璧にこなし、その演技力は海外でも高く評価された。

第1話の終盤では瀬戸演じる香月が、清原演じる翡翠に語りかける、こんなセリフがある。

「翡翠さんは”霊媒”です。霊媒とは、生者と死者を媒介する存在です。だとしたら僕は、あなたの力を、論理を用いて現実へと媒介するお手伝いをします」

ドラマにおいては、いわば役者たちの演技が、視聴者へ媒介する役目を果たしていると言っても過言ではない。心霊と推理を組み合わせたこれまでにない新感覚ミステリー。その世界に真実味を持たせて現実へと媒介させる清原の鬼気迫る演技に、今後も目が離せない。

『medium 霊媒探偵 城塚翡翠』のコミカライズ第1話を無料で公開中!

  • 取材・文味道苑

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