中絶騒動 広島・中村奨成「裏切った恩師の誓いとノムさんの忠告」 | FRIDAYデジタル

中絶騒動 広島・中村奨成「裏切った恩師の誓いとノムさんの忠告」

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ドラフト1位指名で広島へ入団した中村(画像:時事通信社)
ドラフト1位指名で広島へ入団した中村(画像:時事通信社)

 広島が期待する若手捕手・中村奨成(23)に、スキャンダルが浮上している。

報じたのは、10月27日売りの『週刊文春』だ。SNSを通じ、複数の女性をナンパしていたという。その内の一人A子さんに交際を申し込みながら、妊娠が発覚すると中絶を要求。A子さんが母親とともに相談をもちかけると、弁護士をたて「結婚する気はない」と返答したとされる。

「中村は地元・広島の広陵高3年の夏、甲子園で6本塁打を放ち清原和博さんが持っていた1大会の最多記録を更新しました。17年のドラフトで、1位指名を受けカープに入団。同期にはヤクルトの村上宗隆や日本ハムの清宮幸太郎などがいる、『当たり』の世代です。

ただ、中村にはムラっ気があります。入団当時、広島には会沢翼、石原慶幸、坂倉将吾と、3人の正捕手候補がいた。通常、1軍入りできる捕手は3人です。中村にはつけ入るスキがなく、ちょっと腐っている雰囲気はありましたね。『どうせムリだろう』と達観しているというか、本気になっていないというか……」(球団関係者)

〈どうしようもないバカだった〉

広陵時代は強肩強打の捕手として鳴らした(画像:アフロ)
広陵時代は強肩強打の捕手として鳴らした(画像:アフロ)

中村のムラっ気の多い性格は、少年時代からのもののようだ。

「広陵の恩師・中井哲之監督が、中学生だった中村を初めて見た時『野球だけうまかったらエエんやという感じ』と思ったそうです。17年8月の『夕刊フジ』の取材に、中井監督はこう話しています。〈どうしようもないバカだった〉〈髪型も学校で注意されそうな感じでね〉と。

両親が離婚し、母親が女手一つで中村を育てました。中井監督は、こう諭したそうです。〈お母さんを大事にしろ。親を大切にせんヤツが他人をいたわれるか。そんなヤツが野球をうまくなれるか〉。中井監督は高卒でプロ入りさせることはほとんどありませんが、中村が『母に早く活躍する姿を見せたい』と希望したため認めたと聞いています」(スポーツ紙担当記者)

中村はルーキーイヤーの18年春のキャンプ中に、テレビ番組で故・野村克也さんと対談している。ノムさんも中村と同じ捕手で、母子家庭で育った。取材で中村は、ノムさんからこんなアドバイスをもらったという。

「母親をラクにすることを、日々のプレーの動機にしなさい。若手はレギュラーの倍は練習しなさいとダメ。親孝行しなさい」

しかし、恩師やノムさんの金言は中村の胸に響かなかったようだ。

「昨オフには、同じ広陵出身の巨人・小林誠司と自主トレを行い『どんな状況でも腐ってはいけない』とアドバイスを受けていたんですが……。スキャンダルを知って中村のお母さんがどう感じたかと思うと、胸が痛みます」(同前)

今回のトラブルを糧とし、中村は今度こそ気持ちを入れかえることができるだろうか。

広陵時代は強肩強打の捕手として鳴らした(画像:アフロ)
広陵時代は強肩強打の捕手として鳴らした(画像:アフロ)
広陵時代は強肩強打の捕手として鳴らした(画像:アフロ)
広陵時代は強肩強打の捕手として鳴らした(画像:アフロ)
  • 写真時事通信社 アフロ

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