競泳女子・池江璃花子 「驚異の身体」が進化している

パンパシ水泳で快挙を成し遂げた池江璃花子(18)の身体が世界のトップスイマー級に進化して、東京五輪の金メダルも見えてきた。

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2018年8月10日 パンパシフィック水泳選手権大会

「日本開催という環境もあり、リラックスして自分の泳ぎに集中できた」と池江は話す

「池江選手は数年前に比べて首が太くしっかりしてきました。水泳の選手は、一流になればなるほど首が太くなります。頭を軸にして泳ぐので、その頭をキッチリ支え体幹がぶれないようにする必要があるからです。世界のトップスイマーの仲間入りをしたなと今大会で思いました」(シドニー五輪競泳女子日本代表の萩原智子氏)

8月9日から14日にかけて行われたパンパシフィック水泳選手権で、競泳女子の池江璃花子(18)が快挙を達成した。バタフライ100mで金メダル、自由形200mでは銀メダルを獲得、どちらも日本記録を更新した。池江の身体は、どこがどう進化してきているのか。萩原氏は続ける。

「昔から彼女は上半身が強かった。お母様が幼児教育の専門家で、幼少期に雲梯など手を使った運動をしていたからです。

 しかし世界と戦う中で、昨年は伸び悩みました。そこで弱点と言われていた下半身の強化を課題にして練習に取り組みました。上半身とのバランスがかなり良くなっています。でも、世界レベルと比べるとまだ下半身は弱い。まだまだ伸びしろがあるということです」

18歳になったばかりの池江には、東京五輪で金メダル獲得の期待が膨らむ。スポーツライターの折山淑美氏は話す。

「リオ五輪で出したバタフライ100mの記録56秒86を今大会で56秒08まで縮めたような、これまでの成長曲線を維持できれば、十分に金メダルを獲れるラインに来ているといえます」

将来が期待される池江だが、心配事は来年4月に予定されている大学進学問題だ。今のところ、池江は悪質タックルで社会問題になった日大に進学し、水泳部に入部するといわれている。名門水泳部とはいえ、運動部全体の在り方が問われている日大に進学して悪影響はないのか。

「5月に新コーチに就任した三木二郎氏は日大出身。事件はありましたが、池江はこのまま日大に進学する可能性が高い。彼女レベルの選手になると、設備さえ充実していれば、大学の雰囲気などあまり関係ないでしょう」(スポーツ紙記者)

池江の成長は留まることを知らない。東京五輪の大舞台ではメダルと共に、驚異的な記録を見せてくれるはずだ。

2017年7月23日 世界水泳ブダペスト

長い手足を使ったストロークの大きな泳ぎが池江の特徴。この泳法は自由形に向くと言われる

2016年8月9日 リオ五輪

リオ五輪後にスランプに陥るが、自分の弱さや詰めの甘さを認め、自己分析をすることで克服した

2015年4月9日 第91回日本選手権大会

幼少時代のコーチが「バタフライの手の動きは完璧」と感嘆したほど、天性の水泳センスがある

 

Photo Gallary4

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