桂雀々58歳 初の全国ツアーに乗り出す上方落語家

今年ブレイクするのは、こんな人!

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’77年に桂枝雀に入門。芸能界の人脈が広く、桑田佳祐、山下達郎、関根勤らと交友がある

「初めての全国ツアーを今春やります。若い頃、師匠(桂枝雀)の前座として同行して以来、夢だったんです」

こう言って顔をほころばせるのは、落語家の桂雀々(かつらじゃくじゃく)(58)だ。

大阪を中心に活動していた雀々は、全国区で勝負したいと’11年に拠点を東京に移す。’17年には、平均視聴率16%の大ヒットドラマ『陸王』(TBS系)に出演すると関東でも知名度アップ。ただ、現在に至るまでの半生は平坦ではなかった。

「幼い頃は、実家が大変な借金をしていてね。父も母も私を残して蒸発。近所の人たちのお世話になりながら、一人で生活していたんです。そんな時に、世話焼きのオジサンに連れて行ってもらったのが落語の寄席でした。後に師匠となる、桂枝雀さんの落語を聞いた時は痺れましたね。こんな面白い大人になりたいと思い、頭を下げて師匠のところで住み込みを始めたんです。落語漬けの毎日でしたが幸せでした。借金取りが、土足で踏み込んでくることがなくなりましたから」

枝雀師匠の忘れられない言葉がある。

「『年いってから売れてもオモロイで』という言葉です。若いうちは修業に励むこと。そうすれば年齢がいってからでもブレイクできる。私はそういう意味だと考えています。師匠のおかげで60歳を前に、ようやく夢の端緒が摑めました」

雀々は、来年以降も全国ツアーを続けたいと意気込む。

本誌未掲載カット
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