霜降り明星せいや NSC同期にリスペクトされる「意外な行動」
『ビスケットブラザーズ』『ZAZY』ら実力派 持ち物はスマホひとつ!
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10月上旬、品川駅でタクシー待ちをしていた『霜降り明星』せいや(30)は、大阪での仕事帰りとは思えぬほど身軽だった。最近は俳優業でも評価されているが、軸足はあくまでお笑いにある。
「『キングオブコント』で優勝した際、『ビスケットブラザーズ』の原田泰雅(たいが)(30)は『せいやと御飯に行ったときに“お前らスゲエよ、ファイナリスト2回ってエグいで”って、自分がM-1獲ったことを忘れとるんかなっていうくらい声援をくれた』と言っていました。『コロコロチキチキペッパーズ』や『ZAZY』、『男性ブランコ』などNSC大阪の同期は実力派ぞろい。いち早く売れたせいやは、彼らの活躍が心の底から嬉しい。そんな姿がリスペクトされています」(中堅芸人)
第7世代のブームが去り、『霜降り明星』のレギュラー番組も終了が相次いだが、お笑い評論家のラリー遠田氏は「再び『霜降り明星』の時代が来る」と見ている。
「ネタが面白い芸人はたくさんいますが、彼らはひな壇でもラジオでも面白い。せいやはモノマネもうまい。総合力が傑出しているんです。BSフジで80年代の歌謡曲にフォーカスした新番組が始まったんですが、実に詳しいんですよ。人望があって引き出しも多い。テレビマンにとって、こんな有り難い存在はいない」
一度沈んだぶん、次の飛躍は相当に高くなるだろう。
『FRIDAY』2022年11月11日号より