阿部渉アナ 不倫報道でNHKが恐れる「受信料をホテル代に」批判
NHKの阿部渉アナウンサーが“局内不倫報道”で絶体絶命の大ピンチだ――。
10月29日配信の『文春オンライン』が30代の女性局員Aさんと、約2年間にわたる不貞関係をスクープ。記事によると、2人は厳戒態勢のなか、都内ホテルで昼間から密会を繰り返していたという。
文春は決定的な2人の写真を掲載したばかりか、ホテル内での様子もレポート。言い逃れできないような中身で、本人も白旗を上げざるをえない状況だ。
阿部アナは『NHKニュースおはよう日本』や『NHKニュース7』を歴任。’09~’11年まで『NHK紅白歌合戦』の総合司会を担当したほか、和久田麻由子アナと『東京2020パラリンピック閉会式』の進行役も務めた。
肩書きは「エグゼクティブアナウンサー」で、アナウンサー職で最も役職が高い。現在はNHKラジオの朝の顔として『マイあさ!』(月~金曜)を担当していたが、一連の報道で自ら降板を申し出たという。
「表向きは『体調不良』という説明ですが、それならば休養でも良かった。降板ということは、もうアナウンサーとしてのキャリアは“終わった”と本人も自覚しているのでしょう。
どのような処分がなされるかはわかりませんが、局内では55歳という年齢的な部分も考慮し『辞めるしかないのでは?』という声も出ています」(NHK関係者)
この手の醜聞はNHKとしても頭の痛い問題だ。国民から徴収した受信料を“ホテル代に使った”と解釈され、受信料の不払いに繋がりかねないからだ。
「公共放送のNHKは経営危機とは無縁の会社。阿部アナクラスになれば年収2000万円はくだらないのではないか。昨今の物価高、コスト高が家計を直撃していることもあり、庶民の怒りが増幅する可能性がある」(スポーツ紙記者)
看過できない点は他にもある。
阿部アナはAさんとの情事後、サウナで汗を流してから妻の待つ家に帰宅していたという。これはどう見ても“証拠隠滅”狙い。前出のスポーツ紙記者によると
「阿部アナは周囲にサウナ好きを公言していたが、それも今となってはカムフラージュだったのかもしれません」
という。
また、阿部アナはホテルを利用する際、《相川佐一郎》なる偽名を使っていたとされる。これは場合によっては私文書偽造に該当する行為。
《あいかわさいちろう》というネーミングも、NHKの朝番組『あさイチ』を彷彿とさせるとネット上で話題になっている。
「本当に『あさイチ』から“拝借”したかはわかりませんが、番組サイドとしてはいい迷惑。すでにネット上では番組名を『相川佐一郎ショーに変えろ』という声が散見されます」(テレビ局関係者)
さらにNHKとしてはAさんの勤務実態についても、細かく調べなければならない。阿部アナは早朝ラジオ番組を担当しており、昼過ぎには仕事が終わる。
だからこそ白昼堂々とホテルにしけこむことができたわけだが、Aさんはバリバリ勤務時間内であった可能性が高い。前出のNHK関係者は
「もっかAさんの勤務実態を調べ、検証している。ウソの説明で中抜けしていたことになれば、それは大問題。同時に阿部アナが立場的上位者であるのをいいことに、Aさんを誘い出していたかどうかも調べているようだ」
と明かす。
近日中に開かれるNHK会長の定例会見でも、この一件について質問が飛ぶことは間違いない。視聴者への説明責任を放棄し、番組を去った阿部アナだが、このまま一件落着とはいかなそうだ…。
写真:共同通信