<figure id="attachment_273225" aria-describedby="caption-attachment-273225" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="de3096d7"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/11/0805ab41c24ce605b74491c89cc8cf2b.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-273225" class="wp-caption-text">『クロサギ』のロケで真剣な表情をみせる平野</figcaption></figure>
<p>平野紫耀（25）が人気ナンバーワンアイドルの気概を見せている。</p>
<p>平野は現在、金曜ドラマ『クロサギ』（TBS系）で主演を務めている。ご存知『クロサギ』といえば、06年に山Pこと山下智久（37）主演で大ヒットしたドラマ。実に16年ぶりのリメイクとなるだけに、期待と同じくらい不安視する声も多かった。しかし今のところ、「平野版クロサギ、想像以上」「平野紫耀ってこんなに演技上手かったっけ？」など、その演技は概ね好評だ。</p>
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<p><span class="strongInContent">「これまでバラエティで見せてきた天然なイメージと一転して、孤独で影のある雰囲気を醸し出している。それゆえ『こんなに演技力のある人だったんだ』という声が多く聞こえてきています。アイドルとしては今や人気ナンバーワンと言っても過言ではない平野ですが、俳優としても新境地を開拓したのではないでしょうか」（テレビ局・制作関連部署社員）</span></p>
<p>ただ気の毒なのは、平野がどれだけ熱演しても「山Pのクロサギには及ばない」「別ものとして見れば面白い」といった比較の声が途絶えないことだ。それくらい、大ヒット作のリメイクとは難しいということ。実際、これまで多くの俳優が挑戦を試みてきたが、多くは前作を超えることができず終わっている。</p>
<h2>リメイクがヒットしない理由</h2>
<figure id="attachment_273230" aria-describedby="caption-attachment-273230" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="aff628be"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/11/d6e173d5b126bf3841dea5799f379cad.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-273230" class="wp-caption-text">都内の公園でトレーニングしていた山Ｐ</figcaption></figure>
<p>では見事リメイクの呪縛を乗り越え、成功を収めた俳優はいたのか？　ドラマ事情に詳しい芸能関係者たちに話を聞いて回った。</p>
<p><span class="strongInContent">「古い作品のリメイクは成功率が高いんです。米倉涼子さんの出世作となった『黒革の手帖』（04年）は、リメイクといってもヒットしたのは82年版。主演は山本陽子さんでしたが、若い人はほぼピンときませんよね。もはや比較はされないけど、ストーリー自体はいつの時代でも面白いので、こういうパターンは成功しやすい。</span></p>
<p><span class="strongInContent">『白い巨塔』（03年）で大出世を果たした唐沢寿明さんや、『砂の器』（04年）が大ヒットした中居正広さんも同じ。どちらも大ヒット作品のリメイクですが、いかんせん放送されたのがかなり昔なので、ほとんど比較されなかったんです」（芸能記者）</span></p>
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<p>しかし、まだまだ記憶に新しい作品のリメイクとなると事情は全く違ってくるようだ。</p>
<p><span class="strongInContent">「有名なところでは、真田広之＆桜井幸子の『高校教師』（93年）が03年に藤木直人と上戸彩で、織田裕二＆鈴木保奈美の『東京ラブストーリー』（91年）が21年に伊藤健太郎＆石橋静河でリメイクされました。また今年は、石田ひかりの『悪女』（92年）が今田美桜で、ガッキーこと新垣結衣の『パパとムスメの７日間』（02年）も期待の新星・飯沼愛でリメイクされています。が、どれも無難に乗り切ったという印象で、前作と並ぶようなヒットには到底及びませんでした。</span></p>
<p><span class="strongInContent">正直、リメイク作品は絶対に比較されるので俳優にとってはやりにくい。それでも挑戦するのは注目度が高く、とくに若手俳優にとっては成功すれば一躍トップスターに躍り出るチャンスとなるからです。ただし失敗すれば、酷評を浴びるというリスクとセットですが……」（テレビ誌編集者）</span></p>
<div data-friday-nextpage-lead="ズバリ！リメイクで成功した俳優の名前"></div>
<figure id="attachment_273231" aria-describedby="caption-attachment-273231" style="width: 2410px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="9d7ff7ef"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/11/a6355d3cb95b7004608731cbbe12e8be.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-273231" class="wp-caption-text">横浜市内にあるオフィス街で多くのエキストラやスタッフらに囲まれながらダッシュを繰り返していた中島健人（左）と平野</figcaption></figure>
<p>そんな苛酷な状況の中で、大成功を収めた俳優は果たしているのか？　実は一人だけ名前が挙がった人物がいる。それは、今や誰もが知る実力派トップ俳優となっているあの男性だ。</p>
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<p><span class="strongInContent">「ズバリ、窪田正孝（34）です。彼は15年に、あの藤原竜也＆松山ケンイチで社会現象となるほど大ヒットした映画『デスノート』（06年）のリメイクに挑んだのです。これは映画からドラマへのリメイクでしたが、いかんせん前作が素晴らしかったので、どうしたって出来は下回るだろうと予想されていた。</span></p>
<p><span class="strongInContent">それが鬼気迫る演技で視聴者を虜にし、最終視聴率は14.1％と大大大成功を収めました。その後の活躍は言うまでもないでしょう。ここから一気に主演俳優へ駆け上がった印象です」（インタビューライター）</span></p>
<p>まだまだ始まったばかりの令和版『クロサギ』。果たしてドラマが終わる頃、平野紫耀は笑っているのか泣いているのか……。先入観を捨てて見ていきたい。</p>
<figure id="attachment_273232" aria-describedby="caption-attachment-273232" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="d913292d"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/11/b32507f537e807c0f9054ff883851f9d.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-273232" class="wp-caption-text">都内の焼肉店で食事をした山Ｐ</figcaption></figure>
<figure id="attachment_273234" aria-describedby="caption-attachment-273234" style="width: 1280px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="0e8f6e52"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/11/DSC04633.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-273234" class="wp-caption-text">『クロサギ』のロケで真剣な表情をみせる平野</figcaption></figure>
<figure id="attachment_273235" aria-describedby="caption-attachment-273235" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="c6eaea83"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/11/cc43f61e4c849ea5a1b6c77c84c365e7.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-273235" class="wp-caption-text">空港に現れた山Ｐの周囲には人だかりが</figcaption></figure>


香川貴宏　近藤裕介　島 颯太　山田宏次郎

愛媛県出身。放送局勤務を経てフリーライターに。タレントのインタビュー、流行事象の分析記事を専門としており、連ドラ、話題の邦画のチェックは欠かさない。雑誌業界では有名な美人ライター

奈々子

リメイク作品は難しい。『クロサギ』では平野紫耀が好演するも前作での山下智久の強烈な印象が強く苦戦。なかなか「本家」を超えられないのだ。そんな難しい状況で唯一リメイクで大成功した俳優の名前とはーー。

平野紫耀は山Ｐに及ばず…リメイク作品で大成功した「唯一の俳優」

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