綾瀬、中谷美紀…キムタク〝信長映画〟「出演者の神オーラ」写真
絶大な好影響となりそうだ。
11月5日、6日に岐阜県で行われる「岐阜市産業・農業祭〜ぎふ信長まつり」。地元の「十六総合研究所」によると、経済波及効果は39億4500万円にのぼるという。うち飲食業がおよそ12億6100万円、宿泊業が約5億6800万円になるとか。来場者は、のべ60万人と見込まれる。
「言うまでもなく、経済効果の最大の理由は俳優の木村拓哉さん(49)が参加することです。新型コロナウイルスの影響で過去2年間『信長まつり』は中止されていたため、盛り上がるのはなおさらでしょう。
11月6日には、木村さんが織田信長に扮してパレードに参加。市内をねり歩きますが、混乱を避けるために観覧者は限定されています。募集定員1万5000人のところ、97万人近い応募があったとか。実に倍率64倍です。地元『岐阜放送』は、木村さんのパレードを生中継する予定だと聞いています」(イベント関係者)
キムタクが「信長まつり」に参加するキッカケとなったのが、来年1月公開の映画『THE LEGEND&BUTTERFLY』だ。東映70周年を記念して、総製作費20億円が投じられた大作。タイトルの「レジェンド」とはキムタクが演じる織田信長を表し、「バタフライ」は「帰蝶」というあだ名だった信長の正室・濃姫を表現しているという。濃姫を演じるのは、綾瀬はるか(37)だ。
今から公開が待ち遠しい〝信長映画〟に出演する俳優たちの圧倒的な神オーラを、秘蔵写真で紹介したい。
激しく対立する木村と綾瀬
綾瀬演じる濃姫は、岐阜(旧・美濃)を本拠地とした戦国武将・斎藤道三(北王子欣也)の娘だ。
「映画内で、信長と濃姫は最初から仲が良いわけではありません。むしろ政略結婚ということで、激しく対立していた。綾瀬さん演じる濃姫は、男まさりの性格で信長にたびたび突っかかるんです。しかし徐々に2人は理解し合う。天下統一へ向かい、夫婦の絆を深めていくというストーリーになっています。
木村さんもさることながら、濃姫の複雑な内面を表現した綾瀬さんの演技も素晴らしい。綾瀬さんは『太閤記 サルと呼ばれた男』(03年、フジテレビ系)や『里見八犬伝』(06年、TBS系)、NHK大河ドラマ『八重の桜』(13年)など数多くの時代劇に出演しています。歴史上の人物に自分を投影するのも、お手のものなのでしょう」(芸能プロダクション関係者)
濃姫の筆頭侍女・各務野(かがみの)は、中谷美紀(46)が演じている。
「中谷さんが、信長をモチーフにした作品に出演するのは今回が初めてではありません。98年3月に放送されたドラマ『織田信長 天下を取ったバカ』(TBS系)では、濃姫を演じています。
同作で、信長役だったのも木村さんです。このドラマは、木村さんが初めて時代劇に挑戦した作品として注目されました。視聴率21.8%を記録する大ヒットとなり、木村さんの代表作の一つといえるでしょう」(同前)
これだけ重厚な背景があれば、「信長まつり」が盛り上がるのもうなずける。
- 撮影:足立百合 小川内孝行 近藤裕介 坂口靖子 西 圭介