新潟小2少女殺害犯・小林遼被告の反省なき日々と遺族の慟哭
「犯人は、珠生(たまき)とは面識がなかったと思います。この先悲しみは薄まるのか、時間が解決してくれるのか……。珠生がいないという事実が、いまだに信じられません」
こう語るのは、5月7日にJR越後線の線路上(新潟市)で遺体となって発見された大桃珠生ちゃん(当時7)の祖父だ。現在でも現場付近には、多くの花やジュースがたむけられている。犯人は、殺人や強制わいせつ致死などの罪で新潟地検に起訴された小林遼(はるか)被告(23)だ。花をたむけた近隣住民が話す。
「珠生ちゃんは明るく、いつもニコニコしてしっかり挨拶のできる子でした。そんな子を殺害する犯人の心理が理解できません」
小林被告の供述は、逮捕直後から二転三転していたという。
「当初は『女の子をはねてしまい動揺して車に乗せた。騒がれたためとっさに首を絞めた』と計画性を否認していました。その後『わざとはねて連れ去った』と、供述を変えています。ただ小林被告は口では『珠生さんに申し訳ない』と言っていますが、出された食事を完食し、時おり鼻歌を歌うなど本当に反省しているとは思えない。いたずら目的の犯行でしょう。珠生さんの衣服に付着した体液からは、小林被告と同じDNAを検出。防犯カメラには珠生さんの下校時に車が現場近くを走っていた映像が残っていたため、地検は小林被告が計画的にわいせつ行為に及び窒息死させたと判断しています」(捜査関係者)
前出、珠生ちゃんの祖父が話す。
「とにかく絵を描くのが好きな子でした。よく『これはジジ、これはババ』と言って、私たち夫婦の似顔絵を描いてくれた……。残念で仕方ありません。犯人にはすべてを、きちんと話してほしい」
小林被告は、自分の犯した罪と向き合うべきだろう。
撮影:幸多潤平
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