信長まつりに46万人…！”キムタクフィーバー”の舞台裏

11月6日、『ぎふ信長まつり』騎馬武者行列に、来年公開の映画『レジェンド＆バタフライ』で織田信長を演じる木村拓哉（49）が、伊藤英明（47）と共に登場した。

「キムタクが来るとわかるや、岐阜中が大騒ぎになりました。市が用意した１万５０００人が入る観覧エリアに96万６５５５人が応募。当日は46万人の観客が押し寄せました」（岐阜市関係者）

木村が通行する西側の沿道は完全封鎖される予定だったが、想定を上回る来場者でなし崩し的に開放。東側の観覧エリアにいた客が「そっちには人を入れないはず、不公平だ」と怒号をあげて職員に詰め寄り、「よく言った！」と観客から拍手が巻き起こるという場面も見られた。

「抽選で当たった私たちよりも、当日立ち入り禁止予定のエリアに入った人のほうが良い写真が撮れたと思うと怒りがわく。市に抗議しようと思います」（観覧エリアから撮影した大阪在住の女性）

彼を撮りたい人々が争いを始める……。〝キムタク〟の引力はすさまじい。コラムニストの影山貴彦氏はこう評する。

「彼については賞賛も批判もありますが、結局、誰もが気になってしまう特別な存在。高倉健や石原裕次郎、長嶋茂雄などのスーパースターたちと同じように、個人の好き嫌いを超越してその実力と魅力を認めなくてはならないステージに入っていると思います」

48歳で没した織田信長。木村は今月13日に50歳を迎え、さらに〝レジェンド〟への階段を上っていくだろう。

『FRIDAY』2022年11月25日号より