浜村淳 松原千明さん死因を「麻薬憶測」発言のウラに裸の王様状態 | FRIDAYデジタル

浜村淳 松原千明さん死因を「麻薬憶測」発言のウラに裸の王様状態

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ラジオ番組『ありがとう浜村淳です』が40周年を迎えた浜村淳。関西では大御所だけに、なかなかアドバイスする人がいないようだ…(‘14年)
ラジオ番組『ありがとう浜村淳です』が40周年を迎えた浜村淳。関西では大御所だけに、なかなかアドバイスする人がいないようだ…(‘14年)

「麻薬、覚せい剤の類ですね。そういうのを使った影響があるんじゃないかと新聞が書いておりますけどね」

タレントの浜村淳が11月17日、パーソナリティを務めるラジオ番組『ありがとう浜村淳です』(MBSラジオ)の放送中に、先日ハワイ・ワイキキの自宅マンションで急逝したことがわかった女優の松原千明さんの死因を「違法薬物にある」と思わせる発言をした。

訃報を受け会見した元夫の石田純一によると

「精神安定剤がだんだん強くなっていったのかもしれない。お酒とのマッチングがあまり良くなかったようだと聞いている」

「心身の不調があったなら、自分は何ができたんだろうと今は思う」

松原さんは精神的に不安定だったことを明かし、悔しさを滲ませた。

娘のすみれは母の急逝に泣き崩れ、憔悴しきっているという。

そんな中、浜村は遺族らを苦しめるような不確かな発言を公共の電波に乗せ堂々と松原さんを誹謗したのか。

「ひそかに噂としましては、危険な薬物、よう言われます麻薬とか覚せい剤の影響があるんじゃないかと」

するとアシスタントから“病院で処方された精神安定剤などの薬ではないか”と指摘を受けたが

「麻薬、覚せい剤の類ですね。そういうのを使った影響があるんじゃないかと新聞が書いておりますけどね」

と断固と譲らない姿勢を見せた。

「松原さんが違法薬物を使用して亡くなったのであればもっとトップニュースになっているはずですが、そんな報道は全くない。浜村さんは何の情報を見たのか不明です。

おそらく遺族感情からするとそれだけでは済まない事態になるのではないでしょうか。場合によっては“BPO案件”になる可能性もあります」(スポーツ紙記者)

BPOとは放送倫理・番組向上機構という団体でその中には放送人権委員会というものがある。ホームページには

《放送によって名誉、プライバシーなどの人権侵害を受けたという申立てを受けて審理し、「人権侵害があったかどうか」、「放送倫理上の問題があったかどうか」を判断します》

と書かれている。

テレビだけではなくラジオも問題があれば審議に入るのだ。誰からでも申し立てが無料でできる第三者機関だ。

「BPOの影響力は大きく、放送倫理違反と判断されてしまえば、番組が終わる可能性が非常に高い。スポンサーもそんな番組にお金を出していると世間から良識を疑われますからね。なんせ御年87歳の浜村さんは、関西では大御所すぎてMBSラジオやプロダクションも何も文句が言えず“裸の王様”と化している。

今回、何の証拠もなく松原さんに関する発言をしたことも、周りがこれまで何も注意できずにいた“成れの果て”でしょう。遺族から名誉棄損で訴えられる可能性も否定できません。‘74年から続く関西では伝説の人気番組ですが、晩節を汚すことになりかねません」(テレビ局関係者)

事の重大さを察してか、MBSラジオは番組ホームページ内で、

《11月17日(木)の放送にて、松原千明さんご逝去のニュースを話題に取り上げた際、 メインパーソナリティの浜村淳氏が、事実確認が十分になされない内容を主張する部分がございました。

番組内で複数回訂正をいたしましたが、訂正が不十分であったと認識しております。 関係者の皆様にお詫び申し上げます》

と謝罪コメントを発表している。

長年に渡り同ラジオで毎週月曜日から土曜日に時事ネタなどを話している浜村。故人を犯罪者扱いするようなことを“言ってはならない”となぜ判断できなかったのだろうか…。

  • 写真共同通信

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