工藤静香と篠原涼子『紅白』選出の裏で動いた「2つの大手事務所」 | FRIDAYデジタル

工藤静香と篠原涼子『紅白』選出の裏で動いた「2つの大手事務所」

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今回が28年ぶりの紅白出演となった篠原。サプライズ選出は大きな反響を呼んだ中、一部の関係者からは疑問の声も上がっているという
今回が28年ぶりの紅白出演となった篠原。サプライズ選出は大きな反響を呼んだ中、一部の関係者からは疑問の声も上がっているという

暮れの風物詩・大みそか恒例「第73回NHK紅白歌合戦」の出場アーティストが発表された。

『緑黄色社会』や『LE SSERAFIM』、『なにわ男子』など、紅・白組合計で10組が初出場。紅組の司会には若者を中心に絶大な支持を集める橋本環奈(23)を据えるなど、若年層の視聴者獲得へ大きく舵を切った。そこには、『紅白』が抱える大きな問題がある。

「紅白は昨年、世帯視聴率で過去最低の34.3%(第2部)を記録しました。局内の立ち位置としても決して安泰というわけではなく、生き残りをかけ、テコ入れは必須。橋本さんの選出理由について林理恵総局長が直々に『新しい風を紅白歌合戦に持ち込んでいただける方と期待しています』と語ったように、危機感が高まっています。勝負の年を前に現場の士気は高いですが、一方で人選については、一部からは不満の声が上がっています」(制作会社関係者)

関係者が眉をひそめたのが紅組に選ばれた2人の大物だ。それは篠原涼子(49)と工藤静香(52)。篠原は1994年に大ヒットした『恋しさと せつなさと 心強さと』のリアレンジバージョンとして今年9月にリリースされた『恋しさと せつなさと 心強さと 2023』の歌唱が予定されている。また工藤はデビュー35周年記念として選ばれた。選出理由はあるように思うが、関係者が憤る理由は何なのか。背景には現場の危機感とは真逆の、上層部の事務所ファーストな姿勢があるようだ。芸能プロ関係者が明かす。

「篠原さんは、昨年7月に市村さん(正親・72)との離婚を発表しましたが、その原因が韓国のアイドルグループ『SUPERNOVA(元・超新星)』のグァンス(35)との不倫ではないかと報じられました。それ以降ドラマや映画、CMなどのオファーが激減。行き詰まる芸能活動の打開策として音楽活動に活路を見出そうとしており、その足掛かりとして選んだのが紅白出演です。NHKの音楽番組『うたコン』の司会を務める谷原さん(章介・50)と篠原さんは同じ事務所。そこで、白組司会を谷原さんが譲る代わりに、篠原さんの出演を事務所がプッシュしたといわれています」

工藤の個人事務所には娘のKoki(写真右)やCocomiも所属。主なタレントは3人だけという小さな事務所だが、現在も大手との結びつきは深い
工藤の個人事務所には娘のKoki(写真右)やCocomiも所属。主なタレントは3人だけという小さな事務所だが、現在も大手との結びつきは深い

工藤の選出には、退所騒動に揺れるあの大手事務所の意向が働いたという。

「現在は個人事務所で活動している工藤さんですが、夫の木村さん(拓哉・50)が所属するジャニーズ事務所との関係は良好。アニバーサリーイヤーを盛大に飾りたい本人の意向に加え、ジャニーズとしても来年公開の木村さんの主演映画『レジェンド&バタフライ』の宣伝効果が見込める。同映画は東映70周年記念作品で製作費20億円というビッグタイトルだけに、絶対に失敗できませんからね。そういった背景もあり、出演に至ったようです。

事務所との調整や交渉はとても重要で、必要なことだと思います。ただ、番組自体の生き残りをかけて現場が必死に準備を進めている今年においても、旧態然とした番組作りを続けるようでは…と、現場からは不満の声も漏れています」(同前)

本来視聴者のための番組であるはずが、有力事務所のためのショーケースとなってしまっていては、時代に相応しくない番組と言われても仕方ないだろう。

  • 写真等々力純生(1枚目)、近藤裕介(2枚目)

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