”失言王”森喜朗のゼレンスキー批判の裏で鳩山元首相も”妄言”か | FRIDAYデジタル

”失言王”森喜朗のゼレンスキー批判の裏で鳩山元首相も”妄言”か

  • Facebook シェアボタン
  • X(旧Twitter) シェアボタン
  • LINE シェアボタン
  • はてなブックマーク シェアボタン
“失言王”ともいわれる森喜朗ばりの”妄言”をツイートしていた鳩山由紀夫元首相
“失言王”ともいわれる森喜朗ばりの”妄言”をツイートしていた鳩山由紀夫元首相

これまで数えきれないほどの失言を繰り返してきた森喜朗元首相がまた問題発言だ。

11月18日、東京都内で日本維新の会の鈴木宗男参院議員のパーティーに出席した森氏は、ロシアに侵攻されているウクライナのゼレンスキー大統領について

「ロシアのプーチン大統領だけが批判され、ゼレンスキー氏は全く何も叱られないのはどういうことか。ゼレンスキー氏は、多くのウクライナの人たちを苦しめている」

と発言した。

森氏といえばこれまで“失言王”のごとく度々失言を繰り返してきた。
直近だけでも、先月29日、金沢医科大学の創立50周年記念式典に出席してあいさつした際、

「杖をついていると身体障害者に見えて、みんなが大事にしてくれる」

と発言。“障害者を揶揄している”と炎上騒動となったばかり。舌の根の乾かぬ内にまた失言を繰り返したのである。

会を開いた鈴木氏は親ロシア派として有名であり、これまでもブログなどで“ロシア擁護”やウクライナへの苦言などがたびたび問題視されてきた。

「ウクライナはロシアによって理不尽に侵攻された側であり、戦わずに降伏すればウクライナは占領され、国民は殺害されるか強制労働を強いられるなど、本当の地獄を見る可能性があります。

現在の戦況は、ヘルソン州の一部の奪還に成功するなど、ウクナイナが盛り返しています。鈴木氏や森氏など“ロシア派”の人間はロシアが苦しい展開になっている現状をわかっているため、ウクナイナに降伏するように求めているのでしょう」(全国紙記者)

森氏が言うようにゼレンスキー氏は長引く戦争によりウクライナ人を苦しめているのか。

ロイター通信の報道によれば、キーウ国際社会学研究所(KIIS)が10月21~23日に実施した世論調査で、回答者の86%がミサイル攻撃が続いてもロシアと戦い続ける必要があると回答している。このままロシアに降伏することなどウクライナ人は望んでいないことがわかる。

そして森氏よりもさらに見過ごせない発言をツイッターでしている元首相が実は存在する。民主党の鳩山由紀夫元首相だ。11月17日に以下のツイートを投稿している。

《ポーランドにミサイルが着弾して2人亡くなった。 最初に疑われたのはロシアだった。ブチャの大虐殺もそうだ。ロシアの仕業と大騒ぎした。

結局ウクライナと英国の計画と判明して騒がなくなった。今回もウクライナがロシアミサイルを迎撃するために発射したと判明した。迎撃なのか。向きが反対でないか。》

鳩山氏はブチャでの大虐殺も“ウクライナと英国の計画と判明”と明言している。

ブチャでの虐殺についてロシア軍は“フェイク”と主張している。しかし、ニューヨークタイムズやBBCがブチャの衛星写真を時系列で検証してロシア軍の主張を否定するなど、国際的にはまったく認められていない。鳩山氏はどういった根拠で“ウクライナと英国の計画”と断定できたのか。

森氏、鳩山氏ら日本の元首相の発言は国際問題に発展する可能性もあるのではないだろうか。

  • 写真Rodrigo Reyes Marin/アフロ

FRIDAYの最新情報をGET!

Photo Selection

あなたへのおすすめ記事を写真から

関連記事