紅白出場で疑問の声も…篠原涼子が28年前本誌に語っていた野望 | FRIDAYデジタル

紅白出場で疑問の声も…篠原涼子が28年前本誌に語っていた野望

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22歳の篠原涼子。『愛しさとせつなさと心強さと』でトップアーティストの仲間入りをした篠原だが、インタビューには気さくに応じてくれた
22歳の篠原涼子。『愛しさとせつなさと心強さと』でトップアーティストの仲間入りをした篠原だが、インタビューには気さくに応じてくれた

“駒不足”感が否めない今年の『第73回NHK紅白歌合戦』。当初は、歌手デビュー50周年の松任谷由実(68)や、40周年の中森明菜(57)。さらには昨年、娘の神田沙也加さんが亡くなった松田聖子(60)など、レジェンドの名前があがり大いに盛り上がった。だが、いざ蓋を開けてみれば彼女たちの名前はことごとく消え、その代わり…というわけではないだろうが、工藤静香(52)が24年ぶりに、篠原涼子(49)が28年ぶりに出場することになった。この結果にネットだけでなく、関係者からも疑問の声が聞こえてくる。

「工藤さんは今年歌手活動を積極的に展開し、9月にはNHK『SONGS』にも出演したので、ある程度流れができていたのかなと思います。しかし、篠原さんに関しては本当に唐突な感じがしました。女優として大成功を収めているのに、今更どうしてと思いましたが、昨年7月に市村正親さん(72)と離婚し、その原因が韓国のアイドルグループ『SUPERNOVA(元超新星)』のグァンス(35)との不倫ではないかと報じられました。それ以降、仕事が激減。行き詰まる芸能活動の打開策として音楽活動に活路を見出そうと、猛プッシュでなんとか紅白出場が決まったともいわれています。ただ、本人はどうなのでしょうか。そこまでして紅白に出場したいものなのか疑問が残ります」(芸能プロ関係者)

そこで思い出されるのが、28年前。紅白初出場直前の独占インタビューだ。そこで語られた篠原の悔しい思い、そして彼女が口にした「野望」とは…。

彼女がインタビュー場所に選んだのは、都内のスタジオ。『とんねるず』の番組収録中、昼休みを終えてスタジオに戻る直前のわずかな時間だった。篠原は、芸能界に憧れて高校を中退。バイトをしながら歌手になるべくレッスンを進めていたが、最初に注目を浴びたのは、1991年12月より『ダウンタウンのごっつええ感じ』にレギュラー出演したことだった。アイドルにもかかわらず、ダウンタウンに物怖じしない抜群のお笑いセンスで、人気が急上昇。“バラドル”として引っ張りだこになった。そして、小室哲哉(63)との運命の出会い。「バラドルだけど歌手力がハンパない」と、噂を聞きつけた小室が篠原のライブを観に行き、プロデュースを決める。『恋しさとせつなさと心強さと』は、その年の第3位という大ヒットで紅白出場を果たすのだ。その結果に篠原の第一声は、

「とにかく忙しくなりました。周りの人も、態度がガラッと変わった人もいるし、“あれ、おまえがホントに歌ってんの?”と言う友達もいました」

と、アイドルらしからぬ言葉を吐露。“バラドル”と言われることに関しても、

「『東京パフォーマスドール』としてデビューして以来、いろいろツライ思いもしてきたんですよ。バラエティ番組の出演の話がきた時も、正直言うとスゴク嫌だった。だって、歌手とか女優さんになりたいと思ってたから」

と、悔しさを隠そうともしなかった。今後の活動に関して聞くと、

「いまではバラエティ番組が大好きです。タモリさんはじめバラエティ番組に出てる人って、スゴイ人が多いじゃないですか。一緒に仕事できたことが、とても大きなプラスになったと思います。自分でも知らない部分を引き出してもらってね。今後も、歌とドラマとバラエティを同じような分量でやっていけたらいいな、って思っているんです」

と、“三足の草鞋”を履く覚悟を見せていた。

しかし、歌手として活躍した期間はそう長くはなかった。小室とのタッグはわずか1年半で終わりを告げ、その後ヒットに恵まれなかった。

「篠原さんはその後、歌手活動をセーブし女優業に力を入れていきます。そして、女優で成功し歌手活動を積極的に行うことはありませんでしたが、それでも、歌手を続けたい。そして、もう一度、紅白に出たいという思いはずっとあったと聞きます」(芸能事務所関係者)

その理由は、

「子供の頃からの憧れである中森明菜さんと『絶対に同じ舞台に立って歌いたい』という思いが歌手を目指した時から彼女にはあるようです。中森さんの紅白出場の可能性が全くなくなったわけではありません。今回、その夢を叶えることはできなくても、篠原さんのことだから、そこを目指して歌手活動に力を入れていくのだと思います」(前出・芸能事務所関係者)

そのためにも今年の紅白、それなりの結果を出す必要があるだろう。今回歌うのはメガヒットを飛ばした『愛しさとせつなさと心強さと』のリアレンジ版とみられる。大晦日、どんな彼女が見られるのだろうか。

はにかむ様子を見せつつインタビューに応じる篠原の笑顔にはまだ少女の面影が
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  • 写真小檜山毅彦

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