本田圭佑と闘莉王 サッカーW杯「解説者」も選手同様に世代交代へ | FRIDAYデジタル

本田圭佑と闘莉王 サッカーW杯「解説者」も選手同様に世代交代へ

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ネット中継での解説を担当した本田圭佑(左)と辛口なコメントが人気な闘莉王(右)
ネット中継での解説を担当した本田圭佑(左)と辛口なコメントが人気な闘莉王(右)

一気に大盛り上がりだ――。

開催中のカタールW杯でE組の日本が11月23日、強豪ドイツを破る大金星を挙げた。

戦前の予想では圧倒的にドイツ有利。実際、前半は目も当てられないほどの劣勢だったが、後半になると森保一監督が覚醒したかのような采配を見せ、2-1で逆転勝利した。

同大会の全64試合を無料中継しているのは、インターネットテレビ局のABEMA。放映権料の異様な高騰でテレビ各局が二の足を踏む中、赤字覚悟で“参入”した。その甲斐あってか、23日の1日での視聴者数は1000万人を突破し開局史上最高を記録したという。そのABEMAで解説を務めたのが、元日本代表の本田圭佑だ。

本田と言えばビッグマウスで知られるが、解説でもキレッキレ。発言がことごとく的中することから一部で“予言者”として祭り上げられるほど。

例えば、序盤の様子から

「調整不足ですね、ドイツ」

とその後の展開を予見。0―1で前半を終えた際には

「僕なら後ろ(DF)3枚にしますね」

とズバリ。その言葉通り、森保監督は後半3バックにする超攻撃的布陣を敷いた。

関西弁のイントネーションで、時折、感情をあらわにするのも“本田節”。途中出場したFW浅野拓磨と右サイドで競ったDFリュディガーが相手を挑発するかのように太ももを大きく上げて走ったことに対し

「今のは性格悪い。バカにした走り方している」

と、ぶ然とした表情で言い放った。

そして逆転勝利が決まるや

「とりあえずまだ落ち着こ。まだ決まってないからね。とりあえずよくやった」

と称賛。ドイツとの対戦が決まった際、ドイツリーグで戦う日本選手が周囲から

「残念だったな」

と声をかけられたというエピソードを振られ

「ざまあみろですよ」

と即答した。

「グラウンドリポーターの神戸DF槙野智章とのノリノリの掛け合いもよかった。中田英寿さんのようなストイックな部分もありながら、フランクにくだけた話もする。

視聴者ウケも抜群だったようです。今後“解説者・本田圭佑”の争奪戦になるでしょうね」(テレビ局関係者)

もう1人、本田ばりに目立っているのが、元日本代表DFの闘莉王氏だ。同氏の場合は容赦ない辛口トークで物議を醸すことも。

中でもドイツ戦で値千金の逆転ゴールを決めたFW浅野琢磨に対しては戦前のユーチューブ動画で

「ヘボ!」
「守備するのはいいけど、お前が取られるからなんだよ!」

などとダメ出しを連発していた。

また試合中にメモを取る森保監督にも

「今メモしたってダメなんですよ!」
「メモしたって意味ないんだから。そういうところものすごい嫌なんですよ。今起きたこと後で注意したって意味ないんですよ」

と苦言を呈していた。前出のテレビ局関係者は

「セルジオ越後氏のお株を奪う辛口解説。忖度ない発言には賛否両論ありますが、テレビ的には断然アリですよ。本田さんとはまた違った意味で、これからオファーが殺到すると思います」

と指摘する。

闘莉王氏は24日に公開した動画でヘボ扱いした浅野に対し

「おわびいたします」

と謝罪。続けて

「前田(大然)ヘボ、上田(綺世)ヘボ、浅野、ヘボじゃない。ようやってくれた」

「あのトラップで決まりましたね。浅野、ヘボじゃなくなりました。あの大舞台で点を取ってくれたんです。ありがとうございます」

とベタボメした。他方で

「他の2人(前田&上田)はまだヘボです。ヘボ、ヘボ」

とコキ下ろした。

「誰よりも日本代表を応援しているからこそ、熱くなっているのだと思います。ネット上では闘莉王氏がディスった選手が活躍することから“逆神”と呼ばれています。たびたび発言が炎上していますが、存在感は光っていますね」(スポーツ紙記者)

松木安太郎氏を筆頭としたおなじみの解説者軍団に、本田と闘莉王氏が新たな風を吹き込んだことは間違いなさそうだ…。

  • PHOTO足立百合(本田)、アフロ(闘莉王)

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