巨人・坂本勇人 年俸6億円契約更改も「中絶トラブル」完全スルー | FRIDAYデジタル

巨人・坂本勇人 年俸6億円契約更改も「中絶トラブル」完全スルー

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年俸6億円で契約更改した巨人・坂本勇人選手。今シーズンはスキャンダルなど、厳しい1年だったが…
年俸6億円で契約更改した巨人・坂本勇人選手。今シーズンはスキャンダルなど、厳しい1年だったが…

巨人の坂本勇人が先月末、契約更改交渉に臨み、今季年俸6億円の現状維持でサインした。

プロ16年目を迎えた今季は開幕前に左脇腹を痛め、その後も計3度の二軍落ちを経験。結局、83試合に出場し打率2割8分6厘、5本塁打、33打点とふるわなかった。坂本は

「すごくコンディションに苦しんだ1年。なかなか自分の思うようなバッティングができなかった」

とコメント。8年間務めた主将の座も、後輩の岡本和に譲ることになった。

一般スポーツ紙では「ケガに苦しんだ1年」と強調する内容の記事が並んだが、忘れてはいけないのが、9月に『文春オンライン』で報じられた元交際女性Aさんに対する“中絶スキャンダル”だ。

坂本とAさんは飲み会で知り合い、ほどなくしてカラダの関係を結んだ。

「Aさんが真剣交際を望む一方で、坂本選手はAさんをぞんざいに扱った。文春には2人のLINEも流出。避妊なしの性交渉を要求する文面も掲載され、ネット上では『女性の敵』『見損なった』と批判が相次いだ」(ワイドショー関係者)

最終的にAさんは妊娠したものの、坂本から中絶を求められ、ショックを受けたAさんは自殺未遂を起こしたという。これに対し、読売ジャイアンツは文春の取材に、両者はすでに示談していると回答。示談後にAさんから複数回連絡があり、弁護士間で再度協議して本人同士が直接やり取りしないよう申し合わせたと答えている。

契約更改の場でもマスコミからスキャンダルに関する質問は出なかった。決して読売サイドがお願いしたわけではなく、マスコミ側の“THE・忖度”によるものだという。スポーツ紙プロ野球担当記者の話。

「契約更改の場は野球に関する質問のみで、プライベートに関する質問は本人が事前にOKを出さない限り、ご法度というのが暗黙の了解。それを破れば、おそらく年単位でジャイアンツの取材ができなくなる可能性がある。だから、『1年を振り返って…』という質問しかできない」

シーズン中は熱愛や結婚報道の類も、球団発信以外は原則NG。あくまで野球をやっている間は野球のことだけ聞いて、というスタンスなのだ。

「じゃあ、いつ聞くんだよ!って話なんですけどね(笑)。だから選手は増長するんですよ。特に巨人や阪神といった人気球団の選手は守られています。坂本選手にしても、女性絡みのスキャンダルは1度や2度ではなく、その都度、球団が出てきて取りまとめてきました」(テレビ局関係者)

今後も坂本本人がこの件について口を開くことはないと思われる。

来季は5年契約の最終年。坂本にとっても正念場だ。6億円という巨額年俸についてはファンの間でも

《契約上仕方ないとはいえ、もらいすぎ》
《このままでは給料ドロボー》

といった厳しい声が飛んでいる。

「原監督もこれまで坂本選手のことは別格扱いしてきましたが、来季はシビアな目で見ると宣言している。世代交代ですね。ケガや肉体的な衰えもあり、遊撃手のポジションも安泰ではありません」(前出・スポーツ紙記者)

オフにはFAの人的補償として‘19年に広島に移籍した長野久義が巨人に復帰した。球界関係者によると

「坂本にモノを言えるのは長野だけ。坂本のメンタル面に良い作用をもたらすという面から、“出戻り”の話は、想像するよりずっと前から水面下で進んでいた」

という。坂本は“6億円”に見合う働きをすることができるか――。

  • 写真AP/アフロ

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