”紹介制日本酒バー”でほろ酔い…ピエール瀧 テレビ復帰は難航も引く手あまたの「納得のワケ」
総力取材!巻頭ワイド特集 この人たちの〝決勝ゴール〟
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11月下旬の夜9時過ぎ、恵比寿(渋谷区)にある紹介制の日本酒バーから出てきたのは、ピエール瀧(55)だ。ほろ酔い加減で、加熱式タバコを片手に夜空を見上げながらフワフワと歩いている。
’19年3月にコカインを使用したとして逮捕。同年6月に麻薬取締法違反で懲役1年6ヵ月、執行猶予3年の有罪判決を受けた瀧だが、今年7月に執行猶予期間が明けた。しかし依然としてその姿をテレビで見かけることはない。芸能リポーターの石川敏男氏がその理由を語る。
「やはりスポンサーの問題が大きい。昔は時間が経てば許されていた部分がありました。しかし最近はSNSでクレームが広く拡散されるので、スポンサーは以前よりもタレントのイメージに敏感になっているのです」
一方で地上波以外は好調なようだ。
「’21年4月公開の映画『ゾッキ』で復帰して以降、Netflix作品2本と来年公開予定の映画『福田村事件』(仮)に出演しています。音楽活動も今年10月に3年半ぶりの単独ライブを行うなど、完全復帰したと言えます」(音楽関係者)
他にもYouTubeでの旅番組の配信や、街歩き記録『ピエール瀧の23区23時 2020—2022』を出版するなど、マルチな活躍ぶりは健在。テレビにこだわる必要性が減る昨今、地上波に出られないことは大した問題ではないのかもしれない。
『FRIDAY』2022年12月16日号より
- PHOTO:等々力純生