ガーシー議員が「宮台教授襲撃事件」を理由に帰国拒絶 当選半年で気になる“これから” | FRIDAYデジタル

ガーシー議員が「宮台教授襲撃事件」を理由に帰国拒絶 当選半年で気になる“これから”

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7月の参院選で当選するも、いまだ一度も国会に登院していないガーシー議員(オフィシャルチャンネルより)
7月の参院選で当選するも、いまだ一度も国会に登院していないガーシー議員(オフィシャルチャンネルより)

“ガーシー”こと東谷義和参院議員がまた世間を騒がせている――。

ガーシーは7月の参院選でNHK党から立候補して当選したものの、中東ドバイ滞在でこれまで一度も国会に登院したことがない。これに対し、議院運営委員会は

「どのような理由で召集に応じず、その後も登院せずに本会議・委員会を欠席しているのか」

を問う質問状を、NHK党の浜田参院議員に提出。これにガーシーはSNSで

「参議院選挙において『当選しても日本へ帰らず海外で政治活動をしていく』と公約の一つに掲げ287714票を頂いて当選した。現在も公約通り、海外でSNSを利用して政界・経済・芸能あらゆる業界の不正を暴露し裁いていくことで、この国の不満を一つ一つ解消していきたい。これが、私に投票して頂いた皆様との約束であり理解を頂いている」

と回答。あくまで公約を実行しているだけだと訴えた。

さらにもっか話題となっている社会学者・宮台真司氏の襲撃事件を引き合いに出し、以下のように続けた。

「安倍晋三元内閣総理大臣銃撃事件、特に宮台真司教授襲撃事件は、宮台教授の表現に対するアンチから殺害予告が届いていたと報道されていた。断固許すことができない卑劣な行為である。

私も日々警戒心を強く持ち続けている。帰国しても果たして大丈夫なのか不安が解消されれば国会へ出席したいと考えている。その為にも、私の身に危険が発生した場合は、石井準一議院運営委員長が先頭に立って、参議院から警察庁、警視庁へ安全確保の協力要請をして頂くことをお約束願いたい」

宮台氏の名前を出すあたりがガーシー流。中身も帰国の際に、警察によるVIP待遇を要求しているのと同じだ。

ガーシーとしてはハナからそんな条件は飲めないとわかった上で“ふっかけた”可能性が高い。これにスポーツ紙記者は

「つまりは帰国する意思が一切ないということでしょう」

とあきれ果てる。

議員として仕事を全くしていないわけではない。リモートによる省庁職員とのレクやヒアリングなどには積極的に参加。ガーシーが意見をすることもあるというが、全国紙社会部記者によると

「トークがうまいので“仕事している感”を出すのは上手ですが、事前学習はあまりしていないと思います。職員との話で専門的なワードが出てくると、ガーシーが『僕はアホなので…』と笑ってごまかすことも」

という。

日本時間5日にはカタールの首都ドーハで行われたサッカーW杯の日本-クロアチア戦を生観戦。スタンドからスマホを向けるガーシーの姿が報じられた。

こんな調子であっても、ガーシーには9日、冬のボーナス314万円が満額支給された。今後、懲罰委員会による処分が下る可能性もあるが、議員バッジはく奪までの権限はなく、痛くもかゆくもない。

「公約にしていた政治家や権力者の暴露ネタもほぼなし。最近はジャニーズの暴露話に力を入れているが、本人もここを超えたらアウトという線引きをしており、核心部分には触れない。肩透かしを食らった人による“ガーシー離れ”が進行する可能性もあるのでは」(ワイドショー関係者)

そんなガーシーを選んだのもわれわれ有権者だ。大事な教訓として肝に銘じるべきだろう。

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