埼玉・中学生同士の喧嘩に介入で逮捕の暴力団員  近隣住民が明かした「ワルすぎる素行」 | FRIDAYデジタル

埼玉・中学生同士の喧嘩に介入で逮捕の暴力団員  近隣住民が明かした「ワルすぎる素行」

「喧嘩になると布団を窓から投げ出していた」

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「とにかくトラブルが多かったです。大きな背もたれのついたバイクに乗って特攻服を着た人たちが、昼夜問わず5~6人出入りして、バイクをブンブンふかしていました。家の中で喧嘩があると、布団から何から窓の外へ投げ出してしまうので近隣の私らは大変でしたよ」(小口容疑者の近隣住民)

今年10月、「どちらが埼玉で有名なヤンキーか」をめぐってSNS上で女子中学生と男子中学生がトラブルになり、女子中学生の知り合いだった住吉会系暴力団員の小口直斗容疑者(25)が介入。仲間とともに男子中学生に大怪我を負わせた容疑で、12月7日に女子中学生を含めた11人が逮捕される事件が起こった。

逮捕された11人のうち、成人は小口容疑者に加え、箱守真志容疑者(25)、田内龍己容疑者(22)の3人。そのうち主犯格とされているのが小口容疑者である。小口容疑者は事件前から地元では素行の悪さで有名だったという。前述の近隣住民が明かす。

「少なくとも過去に2度、小口は事件を起こしています。5年ほど前には、朝7時頃に警察が小口の部屋に入っていき、手錠をかけられた小口が玄関からでてきました。車の窃盗だったようです。盗んだバイクもゴミもその辺に放置していましたからね。埼玉県警だけじゃなく、神奈川県警が小口の自宅に来ていたこともありました」

事件の直前にもトラブルが起きていたという。

「2ヵ月前、車を他人の駐車スペースにとめていたので注意したら『なんだ、この野郎』といきなりスゴまれました。小口は駐車場に空いてるスペースがあればどこでもとめるので、しょっちゅうトラブルになっていました」

現場となったさいたま市内・荒川近くの河川敷。男子中学生は車に監禁されたのち、顔面などを鉄パイプや拳で殴られ、肋骨や鼻の骨を折る全治3ヵ月の怪我を負った
現場となったさいたま市内・荒川近くの河川敷。男子中学生は車に監禁されたのち、顔面などを鉄パイプや拳で殴られ、肋骨や鼻の骨を折る全治3ヵ月の怪我を負った

さらに、逮捕された成人3人のうちのひとり、箱守容疑者も素行はかなり悪かったようだ。近隣住民が明かす。

「夜エンジン音で目が覚めるくらい、とにかくうるさかったですよ。音を出しているのはほぼ改造車ですね。車高とエンジン音をかなりいじっていて、いい車なのにもったいないな、と思っていました。ここ2~3ヵ月はそれが聞こえなくなって、どうしたのかなと思っていました」

同じく今回逮捕された田内容疑者は旧車會のメンバーだった。旧車會とは改造した旧型の自動車や原付を乗り回すグループのこと。埼玉の暴走族事情に詳しい男性に話を聞いた。

「要は“成人暴走族”です。昔は川口や蕨にヤバい暴走族が沢山いましたが、今はほとんどいないですね。というのも警察の締め付けが厳しくて、特攻服を警察署に没収されて走れなくなったらしいです。いま暴走族が集まっているのは、戸田のあたり。半グレとのつながりがあるとされるグループもあります」

「どちらが埼玉で有名なヤンキーか」という小さな言い合いで11人の逮捕にまで発展した今回の事件。逮捕された11人のうち8人は未成年。中学生同士の喧嘩に首を突っ込み、傷害事件にまで発展させた小口容疑者らの責任は極めて重い。

男子中学生と女子中学生はSNS上で言い合いになったあとに蕨駅で話し合いの場を設け、その日は何事もなく解散した
男子中学生と女子中学生はSNS上で言い合いになったあとに蕨駅で話し合いの場を設け、その日は何事もなく解散した
  • 写真蓮尾真司

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