現在はさらにヤセて…「必ず戻るから！」年内療養中の中居正広が“本当の病状”を明かさないワケ

「必ず戻るから！」

病気療養中の中居正広は、テレビ関係者にそう宣言していたという。

中居は今年７月に急性虫垂炎のため入院。一度は復帰したものの、11月４日に１か月間の休養を発表した。

この時点で一部週刊誌では“重病説”が報じられ、芸能界は騒然。テレビ局関係者によると

「休養発表直前の中居さんを見た人は、口々に『一気に痩せた』と証言しています。収録中もこれまでより口数は少なめ。どことなく“カラ元気”のような印象を受けたそうです」

という。

12月２日には１か月としていた休養期間を延長し、年内の活動終了を報告。病状については本人の意向もあり、明らかにされていない。

11日放送『中居正広のプロ野球珍プレー好プレー大賞』（フジテレビ系）でＶＴＲ出演を果たしたが、頬はこけ、細くなった首筋には心配の声が多く寄せられた。番組関係者によると、中居が収録に臨んだのは11月の休養発表の直前。現在は

「さらに痩せてしまっている」（同・関係者）

という話も聞こえてくるから、不安は募るばかりだ。

それでも中居は冒頭のカムバック宣言を残し、体調回復に努めている。現在『ザ！世界仰天ニュース』（日本テレビ系）や『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』（ＴＢＳ系）、『中居正広のキャスターな会』（テレビ朝日系）などのレギュラー番組を持っているが、すべてのテレビ局が番組を維持したまま越年することを決めている。

「特にＴＢＳは昔から中居さんと関係性が強い。局内には中居さんを慕うチームがあって、中居さんのためにすぐに動ける態勢にある。『金スマ』に中居さんが電話出演したのも本人の希望で、オーダーを聞いた局側がすぐに手はずを整えたそうです」（スポーツ紙記者）

中居はＳＭＡＰという国民的アイドルグループのリーダーで、いわゆる“見栄え”を気にしてきた。休養するにあたり、病状についての説明を頑なに拒んだのも、病気のイメージが先行し、弱々しく映ることを嫌ったためだ。中居を知る関係者は、

「トップアイドルとして長年夢を与えてきたからこそ、現実感のあるマイナスなニュースは敬遠します。以前、『笑っていいとも！』にＳＭＡＰメンバーで出演した際、過去に解散危機が数回あったとぶっちゃけた香取慎吾さんに対して、生放送で『それはダメだ』と本気で怒っていましたから。

結局、その場の流れで解散危機についてトークが展開されましたが、中居さんとしてはファンを不安にさせるワードは慎むべきというポリシーがあったように思います」（芸能プロ関係者）

だからこそ、中居は休養中もＶＴＲや電話での出演で存在感を示している。２日放送の『金スマ』では嵐の二宮和也とサプライズ電話対談。予想以上に元気な中居に対し、二宮が

「生きてるんだぁ」

とボケ、中居が

「俺、いつ死んだんだよ！」

と返したシーンは見事だった。

「“休んでいるけど、休んでいない”状態を作っているのだと思います。それもファンを必要以上に心配させないための気遣いなのだと思います」（同・芸能プロ関係者）

中居の近況については、一部女性誌を中心に不安な見出しも並ぶ。しかし、本人は芸能界デビューからこれまでの35年間、酷使してきた体の「メンテナンス期間」というような説明を周囲にしている。

必ず戻る――。ファンは中居の言葉を信じて待つだけだ…。