現役ドラフトで巨人移籍のオコエ瑠偉 復活の鍵を握るのはあの“ビッグマウス”先輩の存在 | FRIDAYデジタル

現役ドラフトで巨人移籍のオコエ瑠偉 復活の鍵を握るのはあの“ビッグマウス”先輩の存在

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奇抜ヘアも髭も綺麗さっぱり剃って会見に臨んだが、体型はこの時よりもふっくらしていた(画像:時事通信社)
奇抜ヘアも髭も綺麗さっぱり剃って会見に臨んだが、体型はこの時よりもふっくらしていた(画像:時事通信社)

現役ドラフトで巨人に移籍することが決まったオコエ瑠偉(25)。入団会見では、少しふっくらとした体型ではあるが、ジャイアンツカラーのオレンジ色のネクタイを締め、側頭部の髪を刈り上げ、髭も剃った〝紳士然″とした装いで現れた。

「新しい環境で精一杯。後がないという気持ちで頑張りたい」

と、決意表明し、

「一番近い目標として開幕一軍」

と、晴れやかな表情で語った。しかし、これまで楽天時代も毎年のように開幕前には同じような決意表明をしていたが、今年の結果は6試合出場で打率200、0本塁打、0打点。守備のミスも目立ち、故障も多かった。それにもかかわらず本人は至ってマイペースで危機感すら見えなかった。そんなオコエの入団会見について、野球ファンはSNSで、

「後がないと思っている身体じゃない」

「まずは贅肉を落としてから言え」

などと辛辣な言葉をぶつけている。

ある野球関係者も、

「あのビッグマウスとサボリ癖は今さら直らない。巨人でのレギュラーは普通に考えれば無理。一軍に上がれても代打か守備固めで、前半戦はほぼ『客寄せパンダ』。客が呼べなくなったらいよいよお払い箱でしょう」

と、全く信用していない。

「それでも、一縷の望みがないわけではありません。それは、巨人という球団が〝ビッグマウス″や、選手のわがままを個性として認めてくれているということです。オコエの性格を個性としてうまく指導できれば、ハマる可能性がないわけではありません」(スポーツ紙記者)

巨人の大久保博元(55)打撃チーフコーチも11日、自身のYouTubeチャンネル『デーブ大久保チャンネル』で、オコエの性格ついて、

「(楽天では)『何で使ってくれないですか?』ということを主張してしまうタイプだというのは、僕らの情報に入っていて」

「『使ってくれればやれんだよ』ってぐらい思っていないとプロではやれるわけない。それは楽しみだな、というのはずっと思っていた。そういう強気なことを言える子って今いねえんだよなって思っていたし」

と、好意的に捉えていた。確かに、これまで巨人は、DNAから移籍した村田修一(41)や、昨年、日本ハムから移籍した中田翔(33)ら“ビッグマウス”を復活させた実績がある。実は、あまり知られていないが、その中田こそ、オコエが理想とするバッターなのだ。

本誌は、2015年、関東一高で甲子園出場を決めた直後、オコエの独占インタビューを行なっている。その中で、オコエは中田に対する思いをこのように語っていた。

「自分は『どういうタイプ』という枠に収まりたくないので走攻守に分けて目標の選手がいます。走塁では巨人の鈴木尚広選手。守備では新庄剛志さんとイチローさん。バッティングでは僕とタイプは違いますが、中田翔選手です。ボールにスピンをかけて持っていく。あのバッテイングを目指しています。そういう部分を全部持った、今までにないような選手になりたいです」

中田は今年、〝ビッグマウス″を封印し、体重を20キロ増量して見事復活したが、オコエは、そんな中田を目の当たりにして、果たしてどのような変身を遂げるのだろう。

2015年、甲子園出場を決めた直後、本誌の取材を受けた時のオコエ。表情も体型も引き締まっている
2015年、甲子園出場を決めた直後、本誌の取材を受けた時のオコエ。表情も体型も引き締まっている
  • 写真時事通信社、竹本テツ子

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