自身の出演作を…ポカリＣＭでブレイク！八木莉可子が渋谷駅前で空を見上げていた理由

12月4日の夜9時半ごろ、JR渋谷駅の改札を出た先にある広場で美女が二人、空を見上げていた。

そのうちの一人、黒いスウェットにグレーのスウェットパンツとラフな格好ながら、クリクリっとした瞳とサラサラの黒髪ロングヘアーでオーラを放っていたのは女優の八木莉可子（21）だった。

「八木は滋賀県出身。宮沢りえ（49）や綾瀬はるか（37）ら、多数の女優を輩出した『ポカリスエット』のブランドキャラクターに14歳で抜擢されて注目を集めました。諸先輩に負けない透明感が武器です」（広告代理店社員）

その八木が渋谷で何をしていたかというと……スマホを取り出し、友人女性と自撮りに勤（いそ）しんでいた。自撮りの背景には『Uber Eats』の看板があるのだが、背景が緑色で、「グリーンバックみたいだねー！」と八木はテンションを上げていた。

続いて八木は知人らしき女性と渋谷駅前の大型ビジョンに視線を移し、「あ、これだ！」と指差した。

そこに映っていたのは、八木が出演しているNetflixで配信中のドラマ『First Love 初恋』のPR映像。映像を見終わると、八木ご一行は渋谷の街に繰り出すこともなく、くるりと踵を返すと駅へと戻っていった。満足そうな笑顔を浮かべて……。渋谷滞在はわずか10分程度だった。

「八木さんは『First Love 初恋』の配信を待ち詫びていました。ドラマの宣伝が施されたラッピング電車にもわざわざ乗りに行ったそうですよ（笑）。そこで“私はこのドラマに出演しているんだ！　頑張ったな！”という実感を得ていたんだとか。初々しくていいですよね」（芸能プロ幹部）

なぜここまで八木は『First Love 初恋』に思い入れがあるのか。

「『First Love 初恋』のヒロインのオーディションが行われたのが、まだ彼女が高校生の頃なんですよ。受かったはいいものの、新型コロナウイルスの影響で撮影が大幅に延期になってしまった。やっと撮影ができて配信される頃には、八木さんは大学3年生になってしまった。ただ、この間、彼女はただ待っていたわけではない。自分が演じる野口也英（のぐちやえ）の役作りに没頭していた。彼女のいわゆるモラトリアム期間の相当な部分が、この作品に、也英という役に注ぎ込まれているのです」（同前）

八木が「野口也英」の10代～20代を演じるNetflixオリジナルシリーズ『First Love 初恋』は、12月5日～11日のNetflix週間グローバルトップ10のテレビ・非英語部門で9位にランクインしている。