ビートたけし 大河で志ん生怪演も、愛人と妻に翻弄される日々
離婚話はまったく進展しない
「元日に一部スポーツ紙に、たけしが離婚調停に入っていると報じられましたが、まったくのデタラメですよ。その後、1月5日に放送された『新・情報7days』(TBS系)で、たけし自らこの記事について言及し、『離婚の調停中ってのはなんだ。調停なんか終わってるよ、バカヤロー!』とまくしたてましたが、これもウソ。実は幹子夫人が頑(かたく)なに拒んでいて、離婚話がまったく進んでいないのが現状なんです」(芸能プロ関係者)
年が明けても、ビートたけし(71)の周辺は騒がしい。そもそもの騒動の発端は、たけしが所属事務所『オフィス北野』から独立し、愛人A子さんと一緒に新事務所『T.Nゴン』を立ち上げたこと。昨年3月にたけしの独立が明らかになると、事務所内の内紛が表沙汰になり、事態は紛糾を極めた。そして昨年11月末をもって、森昌行社長はオフィス北野を退社。オフィス北野は、つまみ枝豆が新社長、ダンカンが新専務取締役となって再出発を果たすこととなった。
その一方で新年早々、たけしはNHK大河ドラマ『いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜』に、5代目古今亭志ん生役で出演。第1話から芸達者な演技を見せ、話題を呼んでいる。
「たけしの大河出演は『武蔵-MUSASHI-』(’03年)以来2度目だが、今回は思い入れのある役柄だということもあり、相当気合が入っているようです。周囲にも『プレッシャーは感じてるよ』と言っていました。仕事が順調なだけに、妻幹子さんとの離婚話が全然進んでいないのが、唯一の懸念でしょう」(テレビ局関係者)
当初は離婚問題も’18年中には方が付くと思われていたのだが、こじれた原因は愛人A子さんに原因があるという。
「妻の幹子さんからしてみれば、離婚の原因は勝手に出て行って愛人を作ったたけしにあるわけです。ところがA子さんに唆(そそのか)されたのか、たけし側が提示した離婚の慰謝料はとても納得のいく額ではなかったそうなんです。これに幹子さんは激怒し、態度を硬化させたというわけです。さらに幹子さんに加えて、長男も長女も離婚には断固猛反対なんです。長男は自分の結婚式にもたけしを呼ばなかったほどたけしを拒絶していますからね」(幹子さんの知人)
すべては芸の肥やしとして、大河ドラマで視聴者を唸らせるような演技を見せてくれればいいのだが……。
- 撮影:山田宏次郞 原一平(3枚目)