弁護士を目指す元ヤクルト・宮台康平 東大時代に本誌に見せていた〝法学生″な一面 | FRIDAYデジタル

弁護士を目指す元ヤクルト・宮台康平 東大時代に本誌に見せていた〝法学生″な一面

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2016年、大学3年の時に、毎回奪三振の13奪三振を記録。東大ピッチャーの記録を70年ぶりに塗り替えた心境を聞きに直撃するも、「学生の身なので」と取材を拒否
2016年、大学3年の時に、毎回奪三振の13奪三振を記録。東大ピッチャーの記録を70年ぶりに塗り替えた心境を聞きに直撃するも、「学生の身なので」と取材を拒否

日本ハム、ヤクルトでプレーし、今季限りで引退した宮台康平(27)が司法試験を受験し、弁護士を目指すという。宮台は『スポーツ報知』の取材に対し、こう語っている。

「僕も迷っていました。簡単な道ではないですし、時間もかかりますので覚悟を決められるかなと悩んでいました。いろいろな弁護士の先生とお会いして、お話を聞かせていただいて、一般企業も見て比較していく中で弁護士の方が面白そうだというか、裁量が大きい、自由度が高そうだと思ったので『じゃあ目指してみるか』というポジティブな感覚に変わりました」

〝真面目″という言葉がピッタリの宮台らしく真摯に答えていた。

宮台は2017年、ドラフト7位で日ハムに入団。東大出身のプロ野球選手としては6人目だった。「東大」という色眼鏡を抜きにしても、彼の学生時代の活躍は素晴らしかった。大学3年時、東京六大学リーグ春季大会の早大との開幕戦に先発すると、毎回奪三振の13奪三振を記録。東大ピッチャーの記録を70年ぶりに塗り替え、プロ野球のスカウトの目に留まった。その数日後、本誌は宮台に直撃を試みた。練習を終え、東大野球部グラウンドから出てきた宮台に声をかけたが、

「僕はアイドルではなく、まだイチ学生の身なので取材を受けることはできません」

と、キッパリと断られた。

その年の日米大学野球選手権大会では大学日本代表チームに選出。東大出身者としては、ニュースキャスター・大越健介氏(61)以来二人目、33年ぶりのことだった。

「7月15日に神宮球場で行われた日米大学野球第3戦に先発した宮台は、2回2/3を投げて敗戦投手となりましたが、メジャーの卵を相手に最速150キロを計測。5奪三振を奪い、多くのプロ野球スカウト陣を驚かせました。大越氏も観戦していて『球のキレ、躍動感がすごい。ハートも強い。僕とは全然レベルが違いますよ(笑)』と大絶賛していました」(本誌記者)

試合終了後、ベンチから引き上げてきた宮台に声をかけた。

「あ〜お久しぶりです。あの、ここで取材しても大丈夫なんですか?」

と本誌記者に気を使い、「アメリカ相手にいかがでしたか?」との問いに対しては、

「え?まあまあ…はい。気持ちよかったです」

と子供のような笑みを浮かべ、お辞儀をして走り去っていった。この頃から法学の道へ進むのか、プロ野球に進むのか、両方を視野に入れるようになったそうで、合宿中は法学生らしい生活スタイルを貫いていたという。

「ポケットにいつも六法全書を入れ、ひまさえあれば読んでいました。夕飯を終えると部屋にこもり毎日2時間、債権がテーマの民法第二部の勉強をしているんです。そのあとに米国大学チームのビデオを見て、攻め方などを検証していました」(スポーツ紙記者)

宮台はきっと新たな世界でも活躍を見せるだろう。

  • 写真竹本テツ子

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