趣味のサッカー中を直撃!鈴木エイト氏が語る「解散命令が出ても統一教会問題は終わりではない」
2023 話題の男女8人のホンネ
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趣味のサッカー中にインタビュー

美しく弧を描いたフリーキックは惜しくもキーパーがパンチング! 約2時間にわたり仲間と趣味のサッカーを楽しんだジャーナリストの鈴木エイト氏は、激動のこの1年をこう振り返った。
「7月に安倍晋三元首相の銃撃事件が起き、統一教会の問題が顕在化して以降は、人生がまったく変わったようでした」
’09年からコツコツと旧統一教会を追ってきたエイト氏の取材の蓄積は、緻密にして膨大。そのコメントを得ようと、事件後は文字通りテレビに引っ張りだこになった。
「それまではネタを出してはすべて却下というのがザラでしたが、出演依頼や取材などが分刻みで入るようになりました。有名になって自分を見失わないよう、妻には『増長していたら注意してほしい』と頼んでいました(笑)」
エイト氏が暴いた教団と政治家との癒着により、政権の支持率は急落。被害者救済法や質問権の行使など、旧統一教会への追及は急速に進んだ。’23年中には解散命令が出る可能性もあるが、統一教会問題はそれで終わりではないと語る。
「解散命令が出たとしても、統一教会という教団は何らかの形で残る。信者を使って政治家工作もしぶとくやるでしょう。表沙汰になっていないだけで、地方議会には教団に利益供与をしてきた議員が大勢いますからね。規制して追及が終わりにならぬよう、声を上げ続けていきます」
ピッチでも取材でも、エイト氏はこれからも走り続ける。



『FRIDAY』2023年1月6・13日号より
PHOTO:濱﨑慎治