<p><span class="strongInContent">&lt;2022年は7月に選挙演説中の安倍晋三元首相が銃撃されるなど、歴史に残る衝撃的な事件が起きた。それ以外にも死刑執行や高速道路あおり運転事故の刑確定、詐欺容疑で逮捕された女性についても注目を集めた。「FRIDAYデジタル」で最も読まれた事件記事の3位～1位を紹介する&gt;</span></p>
<h3>第３位　ついに死刑執行…加藤智大の祖母が語った「壮絶な生育環境」</h3>
<figure id="attachment_255870" aria-describedby="caption-attachment-255870" style="width: 487px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="fd42f44a"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/07/0800627_005_r-1.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-255870" class="wp-caption-text">事件の約2年前に撮影された加藤死刑囚の写真</figcaption></figure>
<p><span class="strongInContent">〈幼い頃のあの子は率直ないい子だったんです。でも、両親がスパルタでね。トモがニコニコしていると父親が『締まりのない顔をするな！』と怒鳴る。はたで見て『なんでそんなに怒るの？』と思うこともあった〉</span></p>
<p>事件当時、本誌の取材にそう話していたのは加藤智大死刑囚（39）の祖母。「トモ」とは加藤死刑囚のことだ。</p>
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<p>7月26日、７名に対する殺害などの罪で収監されていた加藤死刑囚の刑が執行された。事件が発生したのは08年6月。事件後に明らかになったのは、加藤死刑囚の生育環境の壮絶さだ。</p>
<p><span class="strongInContent">「事件当時、加藤死刑囚の家庭の異質さがクローズアップされました。親が異様にしつけに厳しく、加藤死刑囚がテレビで見られるのは『ドラえもん』と『日本昔ばなし』だけ。勉強ができないと風呂に沈められたこともあったそうです」（全国紙記者）</span></p>
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<p>当時、祖母は本誌の取材にこう話していた。</p>
<p><span class="strongInContent">〈特に母親のほうが教育熱心で、『部活なんてやらなくていいから勉強しなさい』と常にトモを叱咤していました〉</span></p>
<p>加藤死刑囚は子どもの頃から自宅に友人を呼ぶことを禁じられていた。その“干渉”は女性との関係にも及んだ。事件直後、本誌は加藤死刑囚の同級生から以下のような証言を得ている。</p>
<p><span class="strongInContent">〈どれぐらいの交際だったかはわかりませんが、加藤にはちょっとかわいい感じのガールフレンドがいたんです。でもお母さんに交際をやめろと言われて、泣く泣く別れたそうですよ〉</span></p>
<p>地元でも有数の進学校に通っていた加藤死刑囚だったが、同級生の多くが４年制大学に進むなか、短期大学に進学。その後はアルバイトや派遣社員として職場を転々とするようになる。そうしてネットの掲示板に入り浸るようになり、社会への憎悪を募らせていった。</p>
<p>彼の家庭環境について、酌むべき点はある。しかし、彼の起こした犯行の大きさ、卑劣さを考えれば、そこに同情の余地はない。</p>
<p><span class="strongInContent">「亡くなった人たちは大学生、会社員、調理師、元医師など、性別や年齢がバラバラの人たちでした。加藤死刑囚からの謝罪の手紙の受け取りを拒否した遺族もいます。一命は取りとめたものの、重傷を負った人の中にはいまだに後遺症に苦しんでいる人もいるようです」（前出・記者）</span></p>
<p>加藤死刑囚の祖母は当時、こうも語っていた。</p>
<p><span class="strongInContent">〈あれだけの大それたことをしてしまった以上、自分の命で償うしかない……〉</span></p>
<p>14年後、まさにそうした形となった。しかし、被害者、そして遺族の心と身体の傷が癒える日がくるかはわからない。</p>
<p>『FRIDAYデジタル』2022年7月26日公開</p>
<div data-friday-nextpage-lead="第２位は壮絶なイジメを受けていた被告の衝撃写真"></div>
<h3>第２位　懲役18年！東名あおり運転事故・石橋被告の「壮絶イジメ写真」</h3>
<figure id="attachment_247584" aria-describedby="caption-attachment-247584" style="width: 1000px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="2844a6c3"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/06/a592ccf270430f650ad5c2d45109757f.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-247584" class="wp-caption-text">顔中にマジックペンで落書きされた石橋被告の写真。地元で壮絶なイジメを受けていたという</figcaption></figure>
<p>６月６日、横浜地裁は無職・石橋和歩被告（30）に懲役18年の判決を言い渡した。判決によれば、石橋被告は17年６月に東名高速道路下り線で、萩山友香さん（当時39歳）が運転するワゴン車に執拗な「あおり運転」を行った。そしてワゴン車を高速道路上に停車させ、友香さんと夫の嘉久さん（当時45歳）が死亡、娘２人が軽傷を負う事故を誘発した。</p>
<p><span class="strongInContent">「この日、石橋被告は黒いスーツ姿で出廷。裁判官から判決を告げられると不服そうな態度で聞いていました。判決内容については『一方的だ』などと主張しているようで、控訴する方針とのことです。一方で石橋被告に対しては『２人の命を奪っているのだから、懲役18年でも軽すぎるのではないか』と批判の声もあがっています」（全国紙記者）</span></p>
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<p>本誌は18年12月28日号で、そんな石橋被告についてのある写真を掲載した。それが上記の写真だ。顔中にマジックペンで落書きがされ、額にはキン肉マンを模して「肉」という文字が書かれている。他にも、モヒカンに刈り上げられた写真や、極端な剃り込みを入れられた写真もある。</p>
<p>石橋被告はこれまでの公判でも全く反省の様子を見せず、<span class="strongInContent">「身体が弱い恋人のことを支えたいので、事故のことは許してほしい」</span>などと身勝手な主張を繰り返してきた。そんな石橋被告は、実は地元・福岡では強烈ないじめられっ子だったのだという。</p>
<p>本誌の2018年12月28日号で、石橋被告の知人は取材に対してこう語っていた。</p>
<p><span class="strongInContent">「つい数年前まで、アイツは地元の仲間の中でイジメを受けていました。普段の石橋は口数の少ない大人しいタイプ。自分の意見を主張しないので、仲間内でもイジられキャラでしたね。あおり運転で報じられている姿とは違って、強気な態度ではなかったようです」</span></p>
<p>気弱でイジメられっ子だった石橋被告だが、車を運転すると豹変する傾向があったようだ。前出・記者が話す。</p>
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<p><span class="strongInContent">「石橋被告は21歳で運転免許を取得してから交通違反を７回、事故を４回起こしています。女性が助手席に座っていると気持ちが大きくなり、攻撃的な態度を取るという証言もある。東名事故と別のあおり運転事件を起こした際は、被害者に『自分は人を殴るために生きている』恫喝したという話もあります」</span></p>
<p>石橋被告がいじめを受けていたことをはじめ、行動原理や思考を解明するためにも、過去に何があったかを知ることには意味があるだろう。しかしだからといって、なんの罪もない萩山さん夫妻の命を奪い、残された家族の人生を破壊した罪の重さは、もちろん変わることはない。</p>
<p>『FRIDAYデジタル』2022年6月7日公開</p>
<p>&nbsp;</p>
<div data-friday-nextpage-lead="第１位は「かわいいすぎる」と話題になった写真…！"></div>
<h3>第１位　「かわいい」と話題に…再逮捕された佐藤凜果容疑者の「移送写真」</h3>
<figure id="attachment_250065" aria-describedby="caption-attachment-250065" style="width: 1401px" class="wp-caption aligncenter"><a href="#" data-ident_hash="fe3e3cd8"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2022/06/b02d60aacca4eaf1fe8ab4d672f97b74-1.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-250065" class="wp-caption-text">移送される佐藤容疑者（撮影：蓮尾真司）</figcaption></figure>
<p><span class="strongInContent">「弁護士から言われているので、事件のことは話しません」</span></p>
<p>警察の取り調べに対し、無職・佐藤凛果容疑者（22）はそう話しているという。6月21日、警視庁は佐藤容疑者を詐欺容疑で再逮捕した。</p>
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<p><span class="strongInContent">「持続化給付金を騙しとったとして国税庁の職員が逮捕された事件で、リーダー格とみられ、ドバイから帰国した松江大樹容疑者（31）など10名がこれまで逮捕されています。佐藤容疑者はオンラインでの申請役を担っていたとみられており、彼女が逮捕された映像がメディアで流れると、ネット上などで『かわいい』と話題になりました。そして、今回佐藤容疑者は、19歳の少年を個人事業主と偽って、給付金100万円を騙しとった疑いで再逮捕されたのです」（全国紙社会部記者）</span></p>
<p>佐藤容疑者は新潟出身で、都内の不動産会社に勤務していた。グループの中核メンバーと一時交際し、港区内の高級マンションで同棲していたという報道もある。前出・記者が続ける。</p>
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<p><span class="strongInContent">「グループの中核メンバーの中には、騙しとったカネで豪華な暮らしを送っていた人間もいます。佐藤容疑者も彼らと交遊を深めるうちに、給付金詐欺に関与していった可能性はある。警視庁はこのグループが２億円余りの不正受給に関わっていたとみて、捜査を進めています」</span></p>
<p>コロナ禍で多くの人が苦しんでいたなか、税金を騙しとって豪華な暮らしを送っていたとしたら、とんでもない話である。事件の全容解明が待たれる。</p>
<p>『FRIDAYデジタル』2022年6月22日公開</p>


蓮尾真司（佐藤容疑者移送写真）

&lt;2022年は7月に選挙演説中の安倍晋三元首相が銃撃されるなど、歴史に残る衝撃的な事件が起きた。それ以外にも死刑執行や高速道路あおり運転事故の刑確定、詐欺容疑で逮捕された女性についても注目を集め

給付金を騙し取った容疑者はかわいすぎて……22年に注目を集めた「事件記事ベスト３」

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