平成の大横綱はどこに向かう?貴乃花一族ファミリーシークレット | FRIDAYデジタル

平成の大横綱はどこに向かう?貴乃花一族ファミリーシークレット

河野景子さんと離婚、息子・優一まで攻撃し始めた!

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12月18日、東大での講義を終え車に乗り込む貴乃花。ナンバープレートには第65代横綱にちなみ65の数字が
12月18日、東大での講義を終え車に乗り込む貴乃花。ナンバープレートには第65代横綱にちなみ65の数字が

東京・本郷の住宅街――。道端に立つ男性は、閑静な街とは明らかに異質の雰囲気を漂わせていた。オールバックにした長い髪、真っ黒な革のコート、鋭い眼光を隠すサングラス……。ナンバープレートに「65」と書かれた車が現れると、男性は軽く手を上げて乗り込んだ。第65代横綱の元貴乃花親方(46)である。

貴乃花の支援者で、龍神総宮社(京都府宇治市)祭主の辻本公俊(つじもとよしとし)氏が語る。

「その日(12月18日)は(本郷にある)東京大学で、相撲界の組織改革についての講義を行っていたんですよ。東大に懇意にしている先生がいるんです。その先生の勧めで、12月20日には国会議員によるスポーツフォーラムに出席しました。現状に忸怩(じくじ)たる思いはあるでしょうが、いろいろなことを勉強中なんです」

’18年は、貴乃花にとってトラブル続きの年だった。10月に河野景子さん(54)との23年間に及ぶ結婚生活に終止符を打つと、12月には息子の花田優一氏(23)も離婚を発表。父親や兄と同じ運命を歩むことになったのである(下の家系図参照)。平成の大横綱は、どこに向かおうとしているのか。以下は、貴乃花一族のファミリーシークレットだ――。

家族崩壊の発端は、父親の元大関・貴ノ花が亡くなった’05年にさかのぼる。

「貴乃花は、先代から続くタニマチとの関係の多くを切ってしまったんです。タニマチは、おカネも出しますが口も出しますからね。うるさく感じたのでしょう。ただ支援金なしに部屋は運営できない。そこで景子さんが、一門の女将さんたちとの食事会で提案したのが『サポーター制度』です。タニマチから集めたおカネを、一門でシェアするというシステムです。さすがに女将さんたちの反発で、実現しませんでしたが」(元支援者)

平気な顔をしてウソ連発

資金に困った貴乃花は東京・中野新橋にあった部屋を売却。’16年に江東区の物件で部屋を再スタートさせた。

「見るに見かねた一門の親方衆は、’17年の春に自分たちのタニマチを招いて貴乃花のために資金パーティを開いたんです。場所は帝国ホテルで300人ほどが集まった。親方衆は当然、貴乃花が腰を低くしてタニマチに礼を言うものと思っていました。それが、あろうことか貴乃花は途中で帰ってしまったんです」(同前)

貴乃花と景子さんの関係にヒビが入り始めたのも、この頃だという。

「勝手な行動ばかりとる貴乃花に、ついていけなくなったのでしょう。部屋が移転してからは、景子さんをほとんど見なくなりました。そのため2階のちゃんこ場は汚れ放題。女将さん不在で、力士たちの炊事洗濯が疎(おろそ)かになったんです。ただテレビの密着取材などがある時は、仲のいい夫婦を演じるために部屋に来ていましたが」(相撲協会関係者)

家庭崩壊のもう一つの要因は、貴乃花が「花田を名乗る資格なし」と攻撃する靴職人の優一氏だ。前出の辻本氏が話す。

「父親としては怒り心頭なはずです。結婚して間もないのに、別の女性と一緒にいるところを写真に撮られる(本誌’18年9月14日号)。靴職人としてはクレームだらけ。芸能事務所もクビになったようですね。(貴乃花)親方は、優一君に靴職人として修業に専念し一人前になってもらいたかった。一方の景子さんは、靴職人として成功するには名声もあったほうがいいと芸能活動を応援していました。夫婦の意見の大きな違いです」

テレビで優一氏は「(写真を撮られた女性とは)食事をしただけ」「複数の友人といた」と発言しているが、事実と違う。本誌は女性とデートを楽しんだ後、彼女の自宅に二人きりで入る姿を目撃しているのだ。なぜ優一氏は平然とテレビで虚偽を言い続けられるのか。彼の偏った性格は「父親の厳し過ぎる愛情が影響しているのではないか」という指摘もある。

「中学時代にバスケットボール部を4ヵ月ほどで辞めた時は優一君を殴り、こう怒鳴りつけたそうです。『一つのことを始めたら覚悟を決めろ。中途半端なことをするな!』と。以前は躾(しつけ)で片づけられた父親の暴力も、今ではDVと言われてしまう。一方の景子さんは息子のために塾や習い事の学校を調べ、『やりたいようにやりなさい』と優しい言葉をかけ続けた。優一君は週刊文春に『異様な「母子密着」』と報じられるほど、母親との距離感が近かったんです。貴乃花は、事あるごとに景子さんを『甘やかし過ぎだ』と責めていました」(前出・元支援者)

12月20日、景子さんの姿は栃木県矢板市にあった。同市での講演会を終えた彼女の表情は、どこか清々(すがすが)しい。

「貴乃花と別れ、スッキリしたのでしょう。景子さんは離婚直後、友人に笑顔でこう言ったそうです。『あぁサッパリした! これからはバリバリ仕事する。テレビにも出る』と」(相撲協会関係者)

現在、貴乃花に従うのは今年5月に引退した貴輝鳳(たかきほう)という元弟子ぐらいだ。

「貴乃花は、実の母の藤田紀子さんや兄の虎上さんとも絶縁状態です。虎上さんの元妻・美恵子さんは再婚を発表。『(貴乃花と優一氏の)二人が離婚したスゴイタイミングの(再婚)告白になってしまった』と驚いています」(同前)

貴乃花は、かつて弟子たちを指導した広い部屋で単身生活を続けている。

(文中一部敬称略)

12月20日、栃木県内で講演会終了後の景子さんを直撃。記者の問いかけには終始無言だったが表情は明るい
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貴乃花の兄・虎上(まさる)氏と離婚した花田美恵子さんは12月19日に13歳年下の会社経営者と再婚したと発表
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’18年8月、妻と別の女性と東京・六本木で密会する優一氏。優一氏の車に乗り二人で彼女の自宅へ
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本誌未掲載カット
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本誌未掲載カット 12月20日、栃木県内で講演会終了後の河野景子さんを直撃
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本誌未掲載カット 12月20日、栃木県内で講演会終了後の河野景子さん
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  • 撮影坂口靖子(貴乃花)、香川貴宏(景子さん)、島颯太(優一氏)写真時事通信社(美恵子さん)

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