ハイツ友の会 3年でM-1準決勝進出の静かな情熱
2023年の日本を盛り上げる「元気印7組の肖像」
|芸能
じわじわくる! ローテンション&京言葉
若手芸人がしのぎを削る笑いの祭典『M-1グランプリ』。’22年の敗者復活戦で披露した「ひらかた大菊人形」のネタがSNSでトレンド入りし、異彩を放っているのは漫才コンビ『ハイツ友の会』だ。
二人とも京都府出身。お笑い芸人を志していた西野(30)が、養成所が開いた「相方探しの会」で、相方の清水香奈芽(かなめ)(25)に声をかけた。
西野「最初は、こんな人いはんねやくらいの感じ。早い時期からネタのテンションは低いと言われてました。ネタ作りの際は、そう言われたらそうやなと思える内容を意識しています」
清水「ネタが好きでみていた先輩方と同じライブなどに出させていただい
「○○って××やんな?」と独特の感性が共感を呼ぶ——。京言葉の笑いは、じわじわと見ている人の心に入り込んでゆく。
『FRIDAY』2023年1月20・27日号より
PHOTO:小松寛之