プロサーファー・渡辺壱孔 目標は五十嵐カノアのように五輪でメダルをとること | FRIDAYデジタル

プロサーファー・渡辺壱孔 目標は五十嵐カノアのように五輪でメダルをとること

2023年の日本を盛り上げる「元気印7組の肖像」

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わたなべ・いっこう/’06年、千葉県生まれ。恋愛について聞くと「今は海に恋してます」とはにかんだ
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「俺の競技人生を変えた母ちゃんの言葉」

サーフィン界のニューウェーブを牽引する高校生がいる。過去最大規模となった、昨年7月の全日本級別選手権ショートボード部門を制した渡辺壱孔(いっこう)(16)だ。

「競技を始めたのは6歳から。中学卒業後は実家も出て、海辺の町で一人暮らしをしています。波さえよければ、真冬でも関係なく毎日4時間は練習しますね」

同じく昨年7月には念願のプロ資格も取得。転機になったのは母の一言だった。

「その前の3月のプロ試験に落ちているんです。かっこいいジャンプ技に魅了されて競技を始めたんですが、本番ではことごとく失敗。7月の試験では手堅くターン系の技でまとめようか悩んで、人生で初めて母ちゃんに相談したんです。そしたら『ミスってもいいから、自分のかっこいいを貫け』って言われて。吹っ切れて、全部エアー技で決めきりました」

今後の目標は、世界最高の舞台だ。

「五十嵐カノア(25)のように、オリンピックでメダリストになること。必ず成し遂げたいです!」

ビッグウェーブに乗り、夢を掴めるか。

本誌未掲載カット
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『FRIDAY』2023年1月20・27日号より

  • PHOTO足立百合

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