エイベックス松浦会長も示唆…2月に執行猶予が明ける沢尻エリカ「電撃復帰の舞台裏」
激動!2023年はこうなる
「そんなわけないじゃん。ふざけんなってことだよ」
’19年11月、合成麻薬MDMAなどを所持した疑いで沢尻エリカ(36)が逮捕された。初公判では、女優業復帰は考えていないと発言。事実上の引退宣言をし、この3年間は表舞台から姿を消していた。
そんな中、エイベックス・松浦勝人会長(58)は、自身のYouTubeチャンネルで、’22年11月に流れた「沢尻エリカ六本木ラウンジ勤務説」を冒頭のようにキッパリと否定した。さらに、松浦氏は沢尻の芸能界復帰に向けて準備していることを示唆し、怒りを露(あらわ)にした。
「これから俺たちが一生懸命あいつのためにやろうとしているときに、こういうくだらない噂が流れるのか。頭にくる」
意表を突く「別の方法」とはーー
エイベックスは事件以降も沢尻を見捨てることはなかった。マスコミから逃れるためのマンションを用意するなど、彼女の生活の面倒を見てきたとされる。そのすべては、復帰を見据えてのことだ。
「沢尻は’09年にも、クリエイターの男性との結婚を機に活動を休止している。その際は、’12年の映画『ヘルタースケルター』でヌードを披露するという衝撃復帰で話題をさらった。松浦会長のことなので、前回と同じ手は使わないはず。今回も意表を突いてくると思います」(芸能事務所関係者)
「別の方法」とは一体――。最近の沢尻の動向を知る知人が語る。
「歌手として復帰するのではないでしょうか。実は彼女、’22年の後半は沖縄などへ行っているんです。執行猶予中でも、アクティブに動き回るのは彼女らしいといえますが(笑)。ミュージックビデオの撮影などしているのでしょう」
“沢尻エリカ歌手復帰説”が唱えられる理由はほかにもある。
「麻薬の前科は非常にイメージが悪く、地上波ドラマでの起用はまず不可能です。コンプライアンスが厳しい昨今は、スポンサーが付かないですからね。その点、歌手ならば選択肢は広がる。なにより浜崎あゆみをプロデュースした松浦会長の十八番でしょう。
沢尻と懇意にしている映画監督に蜷川実花(50)がいます。前回復帰作の『ヘルタースケルター』も彼女の監督作品です。蜷川氏が手掛ける映画のエンディング曲で、正体不明の歌手として復帰し、『この曲を歌っているのは実は沢尻エリカだった!』というシナリオも考えられます」(民放キー局プロデューサー)
沢尻は、過去に4枚のCDをリリースしている。そのうち3枚は「ERIKA」という”女優・沢尻”とは別名義で発売。他の1枚も、テレビドラマの挿入歌を役名でリリースしたものだ。
沢尻エリカ、歌手として電撃復帰――。かつての勢いを失って久しいエイベックスが出す切り札としては十分だ。松浦会長は、沢尻の今後についてラウンジ勤務説を否定して以降、口をつぐんでいる。
「YouTubeの生配信では、課金をした人の質問には必ず答える会長ですが、沢尻のことだけは何をどう聞いても沈黙を貫いています。浜崎あゆみとの交際についてはベラベラしゃべるのに(笑)。沢尻の復帰はよっぽど肝いりの案件なんでしょうね」(前出・芸能事務所関係者)
執行猶予は今年2月に明ける。”エリカ様”再降臨の日も近い――。
『FRIDAY』2023年1月20・27日号より
- 撮影:原 一平(直撃)