堂安律 サッカーアジア杯で一筋の光明 五輪のエースも決まりだ

テレビを見ているだけでは分からない日本代表の真実

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重圧とは無縁。「東京五輪でゴール決めたら、翌日の新聞は『堂安』だらけになりますかね?」とコメントも超前向き

「どや、ワイのプレーは!」

と言わんばかりのこのドヤ顔。

森保ジャパンで現在、最もハートが強いとされるのが、新成人の堂安律(どうあんりつ)(20・FCフローニンゲン)だ。

「目標は東京五輪で優勝(金メダル)!その後、CL(チャンピオンズリーグ)に出られるような強いクラブに移籍して、決勝でプレーする! ……ホンマはバロンドール(年間最優秀選手)を獲るって言いたいけど、いま、それを言ったらさすがにデカすぎって言われるでしょ。でもCLなら、頑張れば行けるっしょ!」

堂安の弁である。関西弁まじりの超ポジティブ発言は日本代表の前エース、本田圭佑を思わせる……いや、それ以上のスケール感と言っていいだろう。

「格下相手に大苦戦して、辛くもグループリーグを突破した森保ジャパンに射した一筋の光明。それが堂安でした。初戦のトルクメニスタン戦、中島翔哉や遠藤航(わたる)を欠き、柴崎岳(がく)も不調でチームがなかなかリズムに乗れない中、堂安は普段通りにプレー。後半26分、ペナルティエリア内でボールを受けて、右回りに身体を回転させて相手DFを崩し、タイミングをズラしてから決めたゴールは見事でしたね」(スポーツ紙サッカー担当)

これがアジア杯における日本代表の史上最年少ゴールとなった――のだが、実はトルクメニスタン戦の前半、堂安のミスで日本は失点していた。並のハタチなら凹(へこ)んでしまうところだが――。

「堂安は『ハーフタイムにミスを詫(わ)びたかって? そんな気はさらさらなかった。取り返すことだけ考えてましたよ』と笑ってました。一応、試合後に『すんませんでした!』と先輩たちに一言詫びたそうですが……」(前出・記者)

アジア杯V奪回に向けて重圧を感じる選手が多い中、「目の前のチャンスにワクワクしている」と鼻息が荒い堂安。

相手DFに身体を当てながらグイグイと突き進む勝ち気な姿が「神の子」マラドーナを彷彿させるらしく、現地メディアは「マラドーアン」と紹介している。

「この夏の移籍市場ではプレミアリーグのマンチェスター・シティやチェルシー、セリエAのユヴェントスといった、ビッグクラブから声がかかるでしょう。ただ、強豪は五輪派遣を渋る可能性がある。東京五輪のエースとしての自覚十分の堂安は、オリンピック出場を許可してくれるクラブを移籍先の条件として挙げています」(現地でアジア杯を取材しているサッカーライター)

アジア杯メンバーの五輪世代は堂安のほか、冨安健洋(とみやすたけひろ)(20・シント=トロイデンVV)など、海外で戦う実力者ぞろい。本気で東京五輪の金メダルを目指している森保一監督にとって、エースの躍動は何よりの収穫だろう。

  • 写真Getty Images

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