<figure id="attachment_289770" aria-describedby="caption-attachment-289770" style="width: 2596px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="d77a302b"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/01/010.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-289770" class="wp-caption-text">何から何まで“おしゃれ”だった高橋幸宏さん</figcaption></figure>
<p>『イエロー・マジック・オーケストラ（YMO）』のドラマーでミュージシャンの高橋幸宏さんが亡くなったことが14日、わかった。享年70。死因は誤嚥性肺炎。20年に脳腫瘍の摘出手術を受けており、昨年９月にデビュー50周年記念ライブに向けてリハビリに励んでいたというが、残念ながらその願いは叶わなかった。</p>
<p>78年に坂本龍一（70）、細野晴臣（75）とYMOを結成し、シンセサイザーを駆使した新たなサウンドで『テクノポップ』という言葉を生み出し、80年代に世界的なテクノブームを巻き起こした。</p>
<p><span class="strongInContent">「“教授”坂本龍一と、“天才”細野晴臣の間で自身のことを“凡人”と表現し、バンドのまとめ役に徹していた高橋さんですが、もちろん二人に匹敵する“天才”でした。もっとも“多才”という意味では高橋さんがずば抜けていたと思います」（音楽雑誌編集者）</span></p>
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<p>ピンクレディーや山下久美子をプロデュースし、竹内まりや、田原俊彦らに楽曲を提供。山下達郎、オフコースのレコーディングにも参加していた。20代後半からファッションデザイナーとしても活躍し、YMOのステージ衣装なども手掛け、赤い「人民服衣装」は世界に衝撃を与えた。メンバー全員がもみ上げを剃り落としたヘアスタイル“テクノカット”は大ブームを起こし、おしゃれを自認する若者がこぞって真似をした。</p>
<p>俳優業にも進出し、1983年の映画『だいじょうぶマイ・フレンド』で映画俳優デビューを果たすと、同年には、『高橋幸宏のオールナイトニッポン』（ニッポン放送）が始まる。85年にはコント番組『極楽テレビ』（テレビ朝日系）にも出演。『アタマ一家』など変な宇宙人のコントなどで構成されたバラエティ番組で、景山民夫氏が構成作家を担当し、島田紳助、野沢直子が出演するなど、豪華な顔ぶれだった。当時、『フライデー』（85年11月８日号）は高橋さんにインタビューを行なっており、コント番組に出演することに、</p>
<p><span class="strongInContent">「いままでのボクとは180度違ったひょうきんぶりでガンバッてます。イメージダウンにならないかと、チト心配なんですが」</span></p>
<p>と語っていた。結果は、あまりの視聴率の低さにわずか４回の放送で１ヵ月後に打ち切りに。ある意味、世間には全く知られないまま終了したことで、イメージダウンにはならなかった。</p>
<p>が、翌年ある騒動を起こしてしまう。それは、売れっ子女性シンガーとの不倫だった。</p>
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<div data-friday-nextpage-lead="「おつき合いしていますよ」"></div>
<h3>売れっ子女性シンガーとの不倫</h3>
<figure id="attachment_289771" aria-describedby="caption-attachment-289771" style="width: 1736px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="7c71129f"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/01/1e8397ec181bc770af08fa8bba9aea75.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-289771" class="wp-caption-text">不倫相手の女性シンガー宅から朝帰り</figcaption></figure>
<p><span class="strongInContent">「高橋さんは一見寡黙でクールなイメージが強いので気難しい人なのかなと思いがちですが、実はすごくお笑い好きで気さくな人。細やかな気遣いもできるので女性にはよくモテました」（芸能事務所幹部）</span></p>
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<p>86年、高橋さんは自身がプロデュースしていた20代の女性シンガーAさんと不倫関係に陥った。当時、『フライデー』（86年４月４日号）は高橋さんがAさんの自宅に宿泊し、朝帰りする姿をキャッチ。高橋さんの事務所は取材に対しノーコメントを貫いた。高橋さんは、その後、妻と離婚。この件について語ることは一切なかった。</p>
<h3>美人モデルと「夫婦同然」生活</h3>
<figure id="attachment_289772" aria-describedby="caption-attachment-289772" style="width: 2949px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="d15a4054"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/01/006.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-289772" class="wp-caption-text">妻でモデルの高橋喜代美と熱愛中のデート写真</figcaption></figure>
<p>それから７年後の93年のこと。この年、10年ぶりに『YMO』が復活し、６月に日本武道館でコンサートが開かれることが決定。そのひと月ほど前、『フライデー』（93年６月４日号）は売れっ子モデルだった下井喜代美（当時38）との「夫婦同然」生活をキャッチしていた。</p>
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<p>二人はお互いの自宅を行き来し、寿司屋でディナーを楽しんだり、また別の日には二人で買い物に出かけたりと「夫婦同然」の生活を営んでいた。二人に交際について直撃すると、高橋さんは、</p>
<p><span class="strongInContent">「おつき合いしてますよ」</span></p>
<p>とあっさり回答。その後、二人は結婚。下井は当時すでにモデルを引退していたが、10年に24年ぶりにモデル高橋喜代美として復帰。「奇跡の60代」モデルとして今も人気を博している。20年、インタビューで夫について聞かれ、彼女はこう答えている。</p>
<p><span class="strongInContent">「主人は根っからのおしゃれな人。なので絶対的に信頼しています。出かける前に必ず『どうかなぁ』と、とりあえず見てもらう。『いいんじゃない』と言われたら合格（笑）。それは服に対してだけじゃなくて、これから、どこで、だれとどんな状況でとか、いろいろな意味を含めての『いい』なんです」（『ESSE on line』 20年10月28日）</span></p>
<p>高橋さんの最後のTwitterの投稿は昨年の６月７日。前日に70歳の誕生日を迎えた高橋さんは、</p>
<p><span class="strongInContent">「みんな本当にありがとう。　Fromユキヒロ」</span></p>
<p>とつづり、ハッシュタグで、</p>
<p><span class="strongInContent">「allyouneedislove」「愛こそすべて」「ありがとう」</span></p>
<p>の言葉を添えていた。その才能と人柄で多くの人々から愛された高橋さん。いまはただ冥福を祈りたい。</p>
<figure id="attachment_289773" aria-describedby="caption-attachment-289773" style="width: 2006px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="e66ecaca"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/01/007.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-289773" class="wp-caption-text">妻でモデルの高橋喜代美と熱愛中のデート写真</figcaption></figure>
<figure id="attachment_289780" aria-describedby="caption-attachment-289780" style="width: 2897px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="f43592f7"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/01/008.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-289780" class="wp-caption-text">妻でモデルの高橋喜代美と自宅へ入る</figcaption></figure>
<figure id="attachment_289774" aria-describedby="caption-attachment-289774" style="width: 1629px" class="wp-caption alignnone"><a href="#" data-ident_hash="29fd96f7"><img src="https://res.cloudinary.com/fridaydigital/image/private/t_article_image/wpmedia/2023/01/011.jpg" alt=""></a><figcaption id="caption-attachment-289774" class="wp-caption-text">インタビューでは気さくで饒舌だった高橋さん</figcaption></figure>


大倉乾吾（２枚目）、坪井彰一郎（３,４枚目）

何から何まで“おしゃれ”だった高橋幸宏さん 『イエロー・マジック・オーケストラ（YMO）』のドラマーでミュージシャンの高橋幸宏さんが亡くなったことが14日、わかった。享年70。死因は誤嚥性肺炎。20年

「おつき合いしてますよ」とあっさり認め…追悼「YMO」高橋幸宏本誌が見た人柄とモテ男っぷり

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