「ジャニーさんがいないと…」ジャニーズ初詣に今年もタレントは現れず…ファンがささやく悲しい理由
1月1日午前2時ごろ、新しい年が明け初詣客でにぎわう川崎大師。ピークは過ぎたものの未だに人でごったがえすメインの参道から少し離れた建物の前では、数十名のジャニーズファンたちが暗さと寒さの中、ただただ立ち続けていた。毎年恒例のジャニーズタレントたちの初詣の出入り待ちのためである。タレントたちは一般の参拝客とは違う待機室に入り、時間になると参拝してこの建物から出て来るのだ。そのため、ファンは、すぐ目の前で彼らを見ることができる。
「紅白とカウントダウンコンサートを終えたあとに、ここに揃ってお参りするというのがジャニーズ事務所の恒例行事となっています。古くは東山紀之と森光子さん、前社長のメリー喜多川氏などがタレントたちを引き連れてお参りをしていました。21年、22年はコロナに配慮してか行われませんでしたが、20年は紅白で大トリを務めた嵐をはじめV6、山下智久、KAT-TUN 、NEWS、関ジャニ∞、Hey! Say! JUMP、Sexy Zone、SixTONESらが勢ぞろいしてファンを湧かせました。
これだけのタレントたちを目の前にする機会はないので毎年200〜300人のファンが集結するのです。中には紅白も見ずに大晦日の夜から出待ちするファンもいるようです」(スポーツ紙記者)
だが、今年はこれまでとはかなり様子が違っていた。いつもなら参拝を終えたタレントたちがぽつぽつと姿を現す2時を過ぎても誰も出て来ないのだ。結局、古参のスタッフ何人かの姿は確認できたが、タレントは1人も目撃することができなかった。
一昨年、昨年に続いて今年も中止かも…?という予想はファンの間でも事前に出ていた。だが、それ以上に不穏な噂もささやかれていたのだという。出待ちをしていたファンたちは肩を落としながら次のように話した。
「そもそも、紅白やカウントダウンコンサートは年に1度の大舞台です。終わったあとは体力も神経もすり減らしてクタクタだから『初詣なんか行かずに早く帰りたい』という声がタレントたちの中から上がっていたといいます。
実際、かつてSMAPは同じ理由で飯島マネージャーの裁量により初詣には参加していなかったそうです。でも少なくともジャニーさんやメリーさんがいたときにはそんな声は上がりませんでした…。何だかみんながどんどんバラバラになっていってるように感じます」
ファンにしてみれば、せめて初詣くらい、華々しいジャニーズと年始を一緒に祝いたかったということだろう。
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写真:結束武郎